娘が学校で縄文時代の話をしてきたので、「北海道にも縄文時代の遺跡があるよ、世界遺産なんだ」と教えてみました。すると、娘は目を輝かせて「行きたい!」と。
そこで、千歳市にあるキウス周堤墓群に二人で出かけることにしました。
キウス周堤墓群ってどんなところ?
キウス周堤墓群は、縄文時代後期の巨大な墓地です。直径70~80メートルもある円形の盛土が9つ並んでいて、日本最大級。中央に穴を掘り、その周りに土を盛り上げた「周堤墓」と呼ばれる構造で、縄文人の集団墓地です。
2021年に世界遺産になりました。
娘は最初、案内板を見ながら「この穴、めっちゃ大きい!」と大騒ぎ。近くで見ると盛土の高さも想像以上で、「縄文時代の人たち、どうやって作ったんだろう…?」と二人で首をかしげました。

現地での体験
森の中を歩くと、盛土の形や穴の大きさがよく見えます。遊歩道も整備されているので、小学生でも安全に歩けます。娘は途中で「触っていいの?」と聞きながら、手で土の感触を確かめていました。
ふかふかで、何百年も前の地面なのにまだ温もりを感じるような気がすると二人で笑いました。
古代の道路跡には保護用の板が敷かれていて、「昔の人の道を守るためなんだよ」と教えると、娘は「昔の人もここを歩いたんだね」と感心していました。
歴史的な価値

この周堤墓群は、縄文人の社会構造を知る貴重な手がかりです。
一つの周堤墓には複数人が埋葬されていて、共同体で生活していた可能性があります。出土品には石棒や土器片もあり、儀式や集会の場としても使われていたと考えられています。
私が娘に「この遺跡、造られてからほとんど手を加えられてないんだよ」と話すと、「えー!すごい、昔のまま!」と目を丸くしていました。
作り直されたものではないので、縄文時代の空気を直接感じられるのです。
訪れてみた感想
平日の午前11時、駐車場には私たちの車のほかほとんど車がなく、混雑とは無縁でした。道は細く少し不安になりますが、看板を頼りに進むと無事到着。ガイドの時間ではなかったものの、他に人がいなかったため、特別に案内してもらえるラッキーもありました。
遺跡というより、「歴史と自然に触れる場所」という印象です。
解説パネルが充実しているので、小学生でも理解しやすく、ハイキング感覚で楽しめます。娘は森を歩きながら、「次はどの穴かな?」と目を輝かせ、私もつい童心に返ってしまいました。
夏は緑が生い茂り涼しい空間を作りますし、秋は紅葉が美しいだろうと想像できます。歴史好きの人はもちろん、小学生と一緒に自然の中で遊びながら学ぶのにもぴったりです。


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