苫小牧市科学センターのすゝめ

小さい子どもと過ごす休日、人気の遊べるスポットはどこも混雑しがちで、事前の準備や予約がないと行くのも一苦労ですよね。私も未就学児2人の父親として、毎週のように「どこに連れて行こうか」と頭を悩ませています。
そんなある週末、気軽に行けて、しかも無料で楽しめるスポットはないかと探していたところ、「苫小牧市科学センター」の存在を知りました。

以前から札幌市青少年科学館に行こうとしたものの、混雑状況から断念した経験もあり、「もっとゆったり楽しめる場所があれば・・・」と探していた矢先の発見でした。
公式HPで調べてみると、体験型の展示が充実していて、子どもたちも飽きずに楽しめそうな印象。これは行ってみる価値があると思い、家族で訪れることにしました。
今回は、そんな実体験をふまえて、「苫小牧市科学センター」の魅力や気をつけたいポイントなどを詳しくご紹介していきます。

目次

センターの概要

苫小牧市科学センターは、子どもから大人まで楽しみながら科学に触れられる体験型施設です。
建物は大きく本館(1階・2階)と、宇宙ステーション「ミール」の展示棟に分かれており、屋外には蒸気機関車の展示もあります。
それぞれご紹介していきます。

1階展示 – 航空・乗り物好きにはたまらない!

1階は航空関連の展示が中心で、実際に使用されていた航空機部品や計器類が展示されています。飛行機好きなお子さんなら大喜び間違いなし。さらに鉄道好きに嬉しいのが、Nゲージのジオラマ展示。電車の模型が線路の上を走る様子に、わが子もくぎ付けでした。
静かに動く車両をじっくり観察できるコーナーは、少し落ち着いた雰囲気で親子ともにほっと一息つける空間でもあります。

2階展示 – 体験型科学展示が充実!

2階は、科学実験や宇宙関連の展示が中心です。磁石や重力、錯視などを使った体験装置が並ぶ「室内展示」では、親子で思わず夢中に。
「鏡の部屋」では、無限に続く自分の姿に大興奮。「不思議な部屋」では、視覚トリックで子どもの身長がぐんと伸びたように見える仕掛けに「なんでこうなるの!?」と笑い声が絶えませんでした。

中でも「ボールがのぼる装置」では、ボールが坂を逆に転がっていく不思議な現象に興味津々で、科学への関心を自然と引き出してくれる展示が盛りだくさんです。
他にも遊びの森には大人でも難しい木のパズルがあり家族で大苦戦。隣接しているプラネタリウムは上映時刻が決まっているので、時間調整するのにもちょうどよかったです。

ミール展示棟 – 宇宙空間のリアルを体感!

1F、2F展示室、プラネタリウムを観て最後に訪れたのが、屋外にある「ミール展示棟」。ここにはロシア(旧ソ連)の宇宙ステーション「ミール」の実物予備機が展示されており、内部を実際に見学することができます。

子どもたちは宇宙服のレプリカに着替えて、ミールの中で記念撮影!運転席に座って「発進!」と遊ぶ姿に、親もついついシャッターを連打。
係員さんが優しく手伝ってくれたり、空いている時間帯だとじっくり撮影できたりと、親切な対応も嬉しいポイントです。

屋外展示 – 蒸気機関車も見どころのひとつ

屋外には大きな蒸気機関車が展示されており、間近でその迫力を感じることができます。展示の数は多くはありませんが、屋内の展示とあわせて見れば、ちょっとした探検気分に。

全体を通して、科学に興味を持ち始めた子どもたちにぴったりの、学びと遊びが融合した素晴らしい施設です。特に混雑も少なく、無料でこれだけの内容が楽しめるというのは、かなりの穴場だと感じました。

苫小牧市科学センターは知的好奇心を植え付ける穴場スポット!

実際に行ってみて苫小牧市科学センターは、無料で利用できる上に、人もそこまで多くないまさに穴場スポットだなと感じました。親子で楽しめる展示や体験が豊富に揃っていて、未就学児の科学についてのとっかかりとしてとても適していると感じました。

おすすめポイント

  • 完全無料で利用可能、基本的に施設はプラネタリウム含めて無料で開放、お財布もやさしいです。
  • 長時間滞在でも、1時間程度の滞在でも両方に対応、館内はそこまで大きくないので、1時間程度で回ることが可能ですが、展示館のアクティビティやパズルゲームなど時間を大幅に使って遊ぶことも可能。パパママの都合に合わせて時間調節できるのはありがたいです。
  • 休日でも空いている、実際に休日に訪れましたが、館内は比較的空いており、各展示や体験コーナーをゆっくりと楽しむことができました。どのアクティビティも子どもたちと並ばずほぼ利用できストレスなく遊べました。

気になるポイント

  • 施設の老朽化
    全体的に建物が古びた印象を受けました。手入れはされていますが、最新の施設と比べるとやや見劣りする部分があります。
  • 階段が多い
    館内には階段が多く、小さな子どもやベビーカーを利用する家族にとっては移動が少し大変かもしれません。エレベーターの設置やバリアフリー化が進むと、より利用しやすくなると感じました。

施設の老朽化や階段の多さといった課題はありますが、それ以上に子どもたちの好奇心を育む場として、絶好のポイントだと感じました。
ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

※画像はイメージです。

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