ツーリングで秋の美瑛へ。
畑のパッチワークが目に広がると、澄んだ空気と秋の冷たい風が頬をなでて心地よい。
最高の季節の中で綺麗な景色を観ると、ついスローダウンして写真を撮りたくなる衝動に駆られてしまいます。
でも、今日の目的地は「海老丼」で有名なじゅんぺい。人気店なので確実に並ぶことになるでしょう。
開店までには到着したい、のんびりできないのが残念と思いながらアクセルを開きます。
行列と待ち時間の過ごし方

到着すると、既に店前には列ができていました。
観光バスが入るタイミングと重なると一気に人が増えるようでにぎやかな様子。
バイクで走ったあとだったので、立ち止まるとじわっと寒い。手袋を外した指先が冷えて、「早く温かいものを食べたいな」と思いながら、名物の海老丼がどうしても食べたいと思いながら順番を待ちます。
待っている途中、エビフライがぶら下がったハート型のオブジェが目に入りました。
木を組んだ大きなハートに海老フライのモチーフがアクセントになっていて、決して趣味が良いとは思いませんが、思わず写真を撮りたくなる存在感。
実際に写真を撮っている人も多く、ちょっとしたフォトスポットになっていましたので退屈はしませんでしたが、体感で30分前後は待ちました。
「かなり待つ」と聞いて身構えていましたし、この日は観光バスのタイミングも重なっていました。人気店なので仕方ない部分もあります。スタッフの動きはきびきびしていましたが、30分待てるかどうかは人それぞれ。
比較的スムーズですが、それでも待つ覚悟は必要です。
店内体験と実食
混んでいる印象はありますが、店内は意外と広く席数も多め、席間も窮屈ではありません。
観光客が多く、外人の団体もちらほら見かけましたが、ただ、声が少しにぎやかで、静かに食事を楽しみたい人には落ち着かないかもしれません。
スタッフの動きはスムーズで、「人気店=回転が悪い」というイメージとは違いました。
観光地でのんびり、というよりも、しっかり回している印象で、お料理はあまり待たずに運ばれてきます。
そしてやってきたのは、名物の「海老丼 竹」。
丼からはみ出すほど太いエビフライが3本並び、タレが染みているようで普通のエビフライよりは濃い色。
箸で持つとずっしり重く、ひと口かじるとプリッとした弾力が返ってくる。
中はしっかり身が詰まっていて、衣でごまかしていないことがわかります。
ご飯はタレがほどよく染みていて、量もしっかり。味噌汁、サラダ、小鉢も付いてきて、定食スタイルです。
揚げ物だけだと口が重くなりがちですが、サラダでうまくリセットでき、温かい味噌汁も秋の冷えた体にしみました。
セット内容が充実しているので、途中で飽きることもなく、最後まで美味しく食べ切れます。
並ぶ価値はある?
行列はできるのが前提です。観光バスはほぼ必ず入り、外国人観光客も多いため、時間帯によってはにぎやかになります。落ち着いた雰囲気でゆっくり食事を楽しみたい人には、あまり向かないかもしれません。待つのがあまり得意でない人は、開店前や少し早めに到着するなど工夫して訪れるのをおすすめします。
駐車場は店舗横にあり便利ですが、地面は砂利です。四輪車なら問題ありませんが、バイクの場合はスタンドが沈み込みやすいので注意が必要で、実際、停める場所を選びました。
ツーリングの立ち寄り先として考えている方は、プレートなどを用意しておくと安心ですね。
秋の空気の中を走り、少し寒さに耐えて並んだあとに口にした揚げたての海老丼。
正直に言えば「これは人気になるわ」というのが素直な印象です。揚げたての食感や、ここまで来て食べたという体験が加わって、味だけではない満足感を感じました。
美瑛でランチに迷ったら選択肢の一つにはなりますし、並ぶことも含めて楽しめるなら後悔はないと思います。もし、また美瑛に来ることがあれば、もう一度食べたいと感じます。
ただし、Googleレビューでは「値段の割に量は普通」「味も特別ではない」との意見もあり、感じ方は人によって分かれます。観光地価格であることも踏まえて訪れると安心です。
いずれにしても老舗洋食屋で、味は間違いないので、美瑛に来たら一度は食べてみる価値は十分あります。


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