2021年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました。遺跡は北海道・青森県・岩手県・秋田県の1道3県に点在しています。北海道には6つの縄文遺跡があります。世界遺産に登録されたことをきっかけに遺跡巡りの旅はいかがでしょうか。
所在地と特徴を紹介します。
垣ノ島遺跡
垣ノ島遺跡は函館市の南茅部地区にあります。竪穴式住居や国内最大級規模の盛り土遺構も見つかっており、実際遺跡に入って見学することができます。
ガイドの方の話も聞けますので時間がある方は詳しくガイドの方に聞くのが良いと思います。
大船遺跡
大船遺跡は大規模な集落跡です。敷地内には当時の様子を復元した復元建物があり、自由に見学できます。同じ函館市の垣ノ島遺跡と近いので併せて見学できます。
垣ノ島遺跡と大船遺跡の出土品は垣ノ島遺跡に隣接している函館市縄文文化交流センターで展示されています。
北黄金貝塚
北黄金貝塚は伊達市にあります。内浦湾を望む海岸段丘にあり、史跡公園として整備されています。水場の祭祀場が特徴です。
北黄金貝塚情報センターで祭祀道具などの出土品が展示されています。
入江・高砂貝塚
入江・高砂貝塚は洞爺湖町にあります。共同の祭祀場や墓地を支えた集落の遺跡です。
入江高砂貝塚館で出土品や貝塚の断面が展示されています。
キウス周提墓群
キウス周提墓群は千歳市にある大規模な集団墓地の遺跡です。北海道・北東北の縄文遺跡群では最北の遺跡です。
千歳市埋蔵文化財センターに石柱などが展示されています。
鷲ノ木遺跡
森町にある鷲ノ木遺跡は大規模な環状列石で、石が円形に並べられています。
面白いのは森町遺跡発掘調査事務所に森町の名物「いかめし」に似ている「イカ形土製品」が展示されています。
まとめ
それぞれの遺跡で特徴が違うので楽しく見学できると思います。また各遺跡に展示施設が隣接されている場合が多いので、併せて見学するとより理解できると思います。
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