函館といえば、新鮮で豊富な種類の魚介類の宝庫として、国内外の観光客に人気の町ですよね。
その中でも、函館といえば「イカ」を思い出す人も多く、実際に日本有数のイカ漁獲量を誇っています。
ところで、「函館イカナポリタン」ってご存知ですか?
函館イカナポリタンとは
函館イカナポリタンは、地元飲食店の有志が「函館をイカとナポリタンで盛り上げよう!」といったスローガンを掲げ、2014年に「函館イカナポリタンの会」を立ち上げた事から始まりました。
おそらくですが、函館名物の「イカ」を、子供から大人までほとんどの世代が好きな「ナポリタン」にしたら、僕達が考えた最恐の地元グルメになると思ったのでしょう。
そこによくあるご当地グルメの厳密なルールではなく、漁獲量や参加するレストランの采配などを考慮した「イカと地元野菜を使ったナポリタン」だけの比較的にゆるいルールでスタートしました。
当初は目立った盛り上がりが感じられなかった「函館イカナポリタン」ですが、2017年に日本一のナポリタンを決める「カゴメナポリタンスタジアム2017」をきっかけに再ブレイク。
それから現在に至っては、活動についてを聞こえてきませんし、Facebookページは2019年12月3日を最後に更新されていません。
名物として定着したとも思えませんが、どうしちゃったのでしょうか?
函館イカナポリタンを食べたい!
「函館イカナポリタン」食べてみたいという方へ、今でも食べられるお店をいくつか紹介します。
イタリア料理「Caldo Calcio」
北海道代表の味を食べてみたい!ということで、「Caldo Calcio」。
イタメシ屋なので、パスタ以外にもピザなどの定番メニューを提供しつつ、JIROラーメン?となかなか挑戦的。
こちらのイカナポリタンは、イカスミ入りで、イカスミのコクと香りが味わえる大人の味で、こんなナポリタン食べたことない!と感激すること間違いなしです。
カフェ・ダイニング「月夜のうさぎ」
隠れ家的な雰囲気で、和テイストな和洋折衷創作料理というべきでしょう。
料理の他にタロット・手相占いもやっているようです。お店の雰囲気からスピリチュアルっぽさがあるので、妙にマッチしています。
こちらのイカナポリタンは、ピザの生地を思わせる丸い玉子焼きにナポリタンが置かれ、その上にイカフライが乗っかるという3段方式。
なんとなく和食を感じさせる、不思議な美味しさです。
CAFE & BAR Lycoris(リコリス)
とってもおしゃれで居心地の良いLycorisさん。
そんな事は無いといわれそうですが、お料理は軽食系が強いかな?と思います。
こちらのイカナポリタンは、本格的でオーソドックス。
特徴が無いのが特徴を言えるほどのナポリタン+イカがシンプルで潔く、素材の味が十分に引き出された、味わい深いナポリタンです。
いちど味わってみてください!
いかがでしょうか?
ぜひ函館に訪れ海鮮が食べたい思ったら、イカナポリタンもその選択肢に入れていただきたい!
なにしろ、イカのおいしさを十分にわかっている地元の料理人の方が、味を活かした(ダジャレではない)ナポリタン。各店がルールに沿って独自に考案していますので、おいしいに決まってますよね!
いろんなお店を食べ比べるのも楽しいですよ!
※画像はイメージです。
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