夫の実家は北海道旭川市。家族で帰省した際には、旭川近辺や富良野方面を観光しています。
今回は、ちょっと趣向を変えて、アニメの聖地巡りをしてみることにしました。というのも、少し前から家族で「ゴールデンカムイ」にハマっていたから。
聖地は北海道各地に存在するのですが、旭川にも数ヵ所あり、北鎮記念館もそのひとつです。
軍都旭川をしのばせる資料館
北鎮記念館は、陸上自衛隊旭川駐屯地の隣にあります。国道40号沿いの護国神社の向かいでわかりやすく、レンタカーで行ったのですが、駐車スペースも余裕がありました。
公共交通機関を利用する場合は、JR旭川駅前から約15分。「護国神社」で下車とのこと。護国神社は目の前なので、バス停も近いようです。
北鎮記念館は屯田兵や旧陸軍第七師団の資料館ということで、来館者は男性が多いのだろうなと思っていましたが、館内から出てくるのは若い女性が多かったです。これも「ゴールデンカムイ」の影響なのでしょう。
「ゴールデンカムイ」は明治末期の北海道が主な舞台で、第七師団が登場します。アイヌの埋蔵金をめぐる物語で、人気コミックが原作です。実写映画、ドラマにもなりましたね。
館内も、なかなか賑わっていました。入館料は無料。館内は写真撮影OKです。希望すればガイドもお願いできるとか。
館内では、武器や軍服、記録やパネルなど、貴重な資料の展示や、自衛隊の歴史や活動が紹介されています。
資料は約2,500点にも及ぶそうです。

聖地巡礼者に嬉しいポイント
北鎮記念館には、「ゴールデンカムイ」の聖地巡礼目的で来館した人に嬉しいポイントがいくつかあります。
まず、中へ入ると、軍服を着たスタッフさんが迎えてくれます。訪れたのがハロウィンの時期だったので、ハロウィンモチーフのフォトスポットがあり、軍帽をかぶって写真を撮ることができました。子どもにはキャンディーと缶バッジもいただきました。
もうひとつは、コスプレができること。「ゴールデンカムイ」に登場する好きなキャラの軍服(上着)を着て軍帽をかぶり、銃などのレプリカを持って写真を撮ることができます。
軍服は、一見すると同じように見えますが、袖のラインが階級によって異なるそうで、キャラによって違います。軍服と一緒に、「ゴールデンカムイ」の作者の野田サトルさんや、アニメの声優さんたちのサインも展示されていました。

他にも、ショップ「第七師團司令部 購買部」には、「ゴールデンカムイ」グッズや自衛隊グッズが充実。ここでしか買えない限定品もあるのだとか。コスプレ写真は、このショップの前で撮ることも可能で、スタッフさんが撮影してくれました。
1階の図書コーナーには「ゴールデンカムイ」のコミックが置かれています。
これほど盛り上がっているとは思わずびっくりです。「ゴールデンカムイ」の世界にどっぷり浸ることができ、充実したひとときを過ごすことができたのでした。
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