大雪の北海道、飛行機が飛ばない!!

北海道で大雪が降ると飛行機が飛べなくなり、本州に帰れない事があります。
この記事では架空の話を元、そうなった場合にどうすれば良いのかを考えてみたいと思います。

目次

北海道へ行ったのに

私は旅行大好き20代女子のSです。冬の魅力を体感しようと北海道に訪れました。
帰宅する予定の日、降りしきる雪は勢いを増し、まるで空と地上が真っ白に溶け合う幻想的な風景、息が白くなる寒さの中で味わう温かい食べ物、そして勿論、ウィンタースポーツ!
北海道の魅力を満喫して、思い出を胸にあとは千歳空港へ到着すると、思いがけない体験が待ち受けていました。

それは大雪による交通機関の混乱で、飛行機も欠航して旅の予定を狂わせる一大事。
北海道だから雪なんてなんて事ないだろうと思っていたので、立ち往生するとは予想すらしていません。明日は仕事もあります。

「なんとしてでも帰らなくては」と途方に暮れていると、頭に浮かんだのが旭川空港です。
この空港は何といっても「就航率99%」。旅行好きを自負している私の耳にもしっかり入ってきているほど。
調べると、飛んでる飛んでる!急いで予約を取り、バスに乗り込みました。

到着した旭川空港で特に印象的だったのは、改装されたばかりの施設の快適さです。
モダンで洗練されたデザインのターミナル内は明るく清潔で、電源を確保できるフリースペースは椅子や机がたくさん置いてあります。人の入りもちょうどよく、待ち時間を快適に過ごすことができました。

フードコートも充実しており、地元の名産品を使ったグルメが楽しめるのが魅力的です。思わず足を止めて食事を楽しみました。お土産店も豊富で、北海道ならではのスイーツや工芸品を手軽に購入できるのもポイントです。

空港スタッフの迅速な対応や、雪にも負けない設備に支えられて、私が乗る予定の飛行機はほぼ定刻で出発。窓の外には雪が降り続いていましたが離陸し、無事に帰宅する事ができました。

本当だったら?

本州の方であれば、「良かったね」と納得行くでしょうが、道民からすると「胡散臭い」ように思えます。
たしかに旭川空港の「就航率99%」なのは間違いないですが、実際はこんなに上手くはいきません。

たとえば、Sさんは19時台の飛行機で変える予定だった仮定すると、平均的な旭川空港の最終便は20時台。
車を飛ばしても3時間はかかるので、時間的に不可能です。
Sさんはバスでいった事になっていますが、新千歳空港から旭川空港までの直通バスはありません。
ちなみに関東であれば、羽田空港から成田空港までのリムジンバスがあります。

高速バスなどいくつか乗り換えれば、旭川空港に行けますが5時間はかかかるでしょう。それも平常時で、飛行機が飛ばないほどの雪が降ったとなれば、道路も麻痺する可能性もあって、それ以上、もしかしたらたどり着かないかも。
そうすると鉄道をつかえば?思う方もいると思いますが、電車は簡単に止まります。JR北海道は本州の方が思う以上にすぐ止まります。

Sさんは旭川空港でも余裕をもって過ごしていますので、この話を成立させるには札幌駅近辺で13〜14時に決断しないとならない事になります。もしくは、富良野や美瑛近辺に滞在していたのであれば可能ですが、わざわざ新千歳空港を利用する意味がありません。

北海道は内地の人が考えるよりも広く、公共交通機関は発達していません。
そうぞう以上に移動には時間がかかります。
レンタカーを使うという手段もありますが、なれない雪上の運転は披露してしまうでしょう。

こういった場合の対処方法

こういった情報に陥った場合、一番の対策は「もう一泊」するが確実です。
新千歳空港にいたのであれば空港内にホテルや温泉施設があるので、下手に動かずに飛行機が飛ぶまでじっくりと待つのがお勧めです。

どうしても帰らなければならない気持ちは解ります。
ですが自然には勝てません。自信の安全の為にも、「もう一泊」を検討してください。

※画像はイメージです。

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