北海道ローカルの焼肉レストラン「平和園」をご存じだろうか。
帯広に本店を置き、北海道内に全9店を展開する北海道ローカルの焼肉屋チェーンである。東京・沼袋にある焼肉店「平和苑」とは全く別の店なので注意されたい。
筆者は本州の生まれであり、北海道出身の親族に連れられるまで平和園の存在を知らなかった。だが一度行って、肉の美味しさに虜になってしまった。今後も北海道に行くたびに通うと決めている。
訪れたのは札幌市白石区、平和通りに面した「白石店」。
店は家族連れを中心にいつも賑わっており、時間帯によっては長く待つこともあるようだ。
牛・豚のほか、ジンギスカンも
メインとなる肉メニューには牛・豚のほかジンギスカン(羊肉)が用意されているのが北海道らしい。鶏肉も、部位単品では頼めないが盛り合わせという形で頼むことができる。
価格帯は一番高い黒毛和牛上骨付きカルビが150g税込1380円で、他は1人前700円〜900円ほどのものが多い。
筆者のお気に入りは「道産上タン(霜降り)」だ。タンらしく、噛みごたえがありながら柔らかくジューシーなのが特徴。霜降りとあるのだが、全くしつこくなくバクバク食べられる。あまりに食べやす過ぎて箸が止まらない。
サイドメニューも味・量ともに充実している。
例えばミモザサラダは税込440円だが量としては大体4人分くらいある。ハーフ(280円)でも2人前くらいあり、焼肉のお供として一人で食べきるには大変な量だ。また、包み菜も大きな皿にたっぷりと盛られた状態でやってくる。とにかく一品あたりの量が多いので、肉・サイドメニューとも頼む際は少し慎重なくらいで良いかもしれない。
リーズナブル、しかし東京の名店にも引けを取らない美味しさ
たっぷり2時間ほど、頬が落ちそうなほど美味しいお肉と料理をたっぷり食べて飲んだにもかかわらず、一人当たりのお会計は3000円ほどで済んでしまった。北海道民はこんなに美味しいものを食べているのか。
筆者は東京の某有名焼肉店(といっても支店だが)に一度だけ行ったことがある。 行った当時は肉の旨味と柔らかさ(何しろロースが舌の上で溶けるような柔らかさだったのだ)にさすが高級店だと舌鼓を打っていた。
平和園は家族で行く庶民的な焼肉レストランだろう、くらいに考えていたのだが…肉の良・質共に想像のはるか上を行っていた。
肉質については平和園は東京の高級焼肉店に全く引けを取らないと個人的に感じている。
平和園は帯広と札幌に数店舗あるほか、幕別・芽室・音更にも1店舗ずつ存在する。
北海道に来た際は是非、平和園で焼肉を堪能してほしい。
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