中川郡豊頃町の十勝川河川敷に「はるにれの木」。
ただの大ではなく、澄み渡る空と豊かな自然環境の中で静かに佇んでいます。
はるにれの木とその歴史
「はるにれの木」は左右にきれいな半円を描いた枝を大きく広げ、北海道の自然を肌で感じさせるような・・・まるでアートのような存在です。
推定樹齢は約150年、1本の大木のように見えますが、実際は2本の木が絡み合っていますので、まるで永遠の愛を誓い長異年月連れ添った恋人のよう。それにあやかりパワースポットとして訪れるカップルや夫婦も少なくありません。
ハルニレはアイヌの伝承では天地創造時に最初に生えた木であり、「神が宿る木」としてうやまわれています。
この「はるにれの木」は開拓時代から人々を見つめて見守ってきたでしょうから、ご利益があるかもしれません。
季節ごとの美しい表情
春夏秋冬それぞれの季節と時間によって、それぞれ美しい景色が広がって異なる魅力を楽しめます。
本来であれば一丸レフやミラーレスのような本格的なカメラをオススメしますが、最近のスマホでも十分綺麗な写真が撮影できることでしょう。
そこでいつくか注意点があります。
まず通路以外には侵入しないように注意しないとなりません。
ビュースポットについての看板などが設置されていすが、冬場は特に雪で埋もれて解らないことがあります。
綺麗な写真を撮りたいのはわかりますが、道路より奥に入って行かないほうが良いかなと思います。
また夏場は、虫除けスプレーを持っていくことをオススメします。
そして一番注意しなくてはならないのが、手前に季節によっては「そのように」見える木が生えています。
目指すべきは奥の木です。
時々ですが、どちらか解らないと思わる方をお見受けします。
ハルニレハウス
「はるにれの木」の道路を挟んで反対側に、海外の童話に出てきそうな見た目のハルニレハウスがあります。
無人の小さな休憩所で、壁には季節ごとの「はるにれの木」の写真が展示され、螺旋階段を登った2階は展望室になっています。わりと良い景色が楽しめます。
心癒される自然のひとときを
「はるにれの木」は四季折々に美しい表情を見せるので、いつ来ても良いでしょう。
個人的には冬の早朝で、朝日が「はるにれの木」に反射して美しさが半端ないです。これこそ、息を呑むというのかもしれません。
夏の夜、星空をバックにした風景もお薦めですが、スマホで撮影は難しい。
良いカメラがあれば・・・と思う瞬間でした。
※画像はイメージです。
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