十勝といえばグルメの宝庫として知られ、北海道十勝地方には多彩で魅力的な食文化が根付いています。
その中でも近年、音更町発のローカルフードとして存在感を高めているのが「ハピまん」です。
ハピまんとは一体どんな食べ物?
ハピまんは、音更町にあるスーパーマーケット「ハピオ(JA木野)」が開発し販売するオリジナルの中華まんです。
十勝産小麦を使用した生地に、地元乳業メーカー「よつ葉乳業」の脱脂粉乳を加えた、ふっくらとした食感の生地で、北海道産を含んだブレンドチーズを包み込んだ中華まんです。
ハピまんには、定番のチーズをはじめ、生ハムの旨みと北海道十勝音更産玉ねぎ「ゆめせんか」の甘みを組み合わせたオニオンハムチーズがあります。さらに、通常サイズに加えて食べやすい小ぶりサイズもレギュラー商品として展開されています。
また、2024年夏には数量限定の夏季商品として「チーズカリー味」が販売されたこともあり、今後どのような味が登場するのか楽しみですね。
ハピまんは何処で買える?

基本的にハピオ各店舗で冷凍商品として販売されています。
ハピオ以外では、道の駅おとふけ「なつぞらのふる里」や、音更町周辺のAコープ店舗でも取り扱いがあり、町外だと、新千歳空港内の十勝セレクトショップ「十勝VLLEYs」などでも購入できます。
JAタウンやTaberare北海道といったオンラインショップ、ふるさと納税返礼品としても取り扱われておりますので、道外の方でも入手できます。
蒸したてのハピまんを食べてみたいという方は、帯広市のイオン帯広店フードコート内にある「十勝虎厨房」で提供されています。
広がるハピまんの魅力

ハピまんは、音更町の地元スーパーが生み出したオリジナルのローカルフードですが、そのおいしさは、ネットや口コミを通じて少しずつ広がっています。
特にコロナ禍で外食の機会が減ったことをきっかけに、取り寄せグルメに詳しいフリーアナウンサーの高橋真麻さんが紹介、絶賛したこともあり認知が一気に高まりました。
こうした流れの中で、ハピまんは発売以来着実に支持を集め、累計販売数100万個を突破。
地域スーパー発の商品としては異例の実績を重ね、現在では音更町を代表するローカルフードのひとつとして、町内外から親しまれる存在となっています。
こうした実績や味わいに加えて、ハピまんの魅力を語るうえで欠かせないのが、イメージキャラクター「ハピまんマン」の存在だと思います。
ハピまんマンは、地元の木野小学校の児童によって考案され、ハピまんをモチーフにした丸いフォルムに、チーズの衣服を身に纏った可愛らしいキャラクター。
店頭のポップで親しみやすく紹介されているほか、購入者向けに缶バッジなどのノベルティが配布されることもあり、思わずハピまんに手が伸びてしまう。こうした遊び心も、ハピまんの魅力のひとつです。
ハピまんってどんな味?

実際に通常サイズのハピまんを購入しました。
ハピまんは冷凍商品として販売されており、持ち帰った時点でしっかり凍った状態です。
調理方法は大きく分けて二通りあり、電子レンジと蒸し器。
電子レンジの場合は、冷凍状態のまま袋に入れた状態で500W・1分10秒加熱し、その後1分ほど蒸らせば完成します。特別な道具がなくても手軽に調理できる点は、嬉しいところです。
一方、蒸し器を使う場合は、湯を沸かした蒸し器にハピまんを重ならないように並べ、ふたの裏に湿らせた布巾をあてて8〜10分ほど加熱します。
袋に書かれた調理方によれば「蒸し器調理の方がおいしく仕上がる」と案内されており、時間に余裕がある場合はこちらを選びたいところです。
出来上がったハピまんを取り出すと、中から立ち上るチーズの香りが食欲をそそります。
最初にいただいた定番のチーズハピまんは、ふっくらとした生地の中からとろけたチーズが現れ、控えめながらも塩気の効いた味わいが口に広がります。
チーズが溢れることもあるため、食べる際には少し注意が必要ですが、その分、満足感は十分。シンプルながら、チーズ好きにはしっかり刺さる一品です。
続いてオニオンハムチーズ。
チーズのコクを土台に、生ハムの旨みと玉ねぎのやさしい甘みが重なり、定番とはまた違った奥行きのある味わいに仕上がっています。食べ比べることで、違いがはっきりと感じられました。
手軽に調理できる一方で、食べ応えと満足感はしっかり。
実際に食べてみると、ハピまんが多くの人に支持されている理由が伝わってきます。
地元スーパー発がここまで来た!「ハピまん」
初めは地元スーパーのプライベートブランドとして、ひっそりと売り場に並んでいた「ハピまん」。
正直、最初は名物とは思いもよりませんでした。
しかし、ひと口食べば、十勝産小麦のやさしい甘みとチーズのコクがまっすぐに広がり、「これ当たりだな」と素直に思わせる美味しさを感じたことは確かです。
だからこそ口コミで静かに広まり、気づけば製造が追いつかなくなる程の人気商品に。
味のバリエーションも楽しいく、定番はもちろん、期間限定のフレーバーに出会えたときはちょっと得をした気分になり、サイズ展開もお値段も良心的で、ついつい手が伸びてしまいます。
人気が出ないわけがありませんね。
約3年半ぶりリニューアルが行われ、ハピオ店内でも蒸したてが頂けるように計画しているようです。
他の地域でも通販で買えますが、それだけで済ませるのはもったいない。できれば音更を訪れて、土地の空気の中で食べてほしい。
ハピまんは、音更を訪れる理由になる。そう言い切っても差し支えありません。


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