函館朝市でイカを楽しむ方法？！

函館は港がすぐそばという立地のおかげで、新鮮な海の幸を楽しめるのが魅力のひとつです。
ところで皆さま、海鮮といえば何がお好きでしょうか？
私は断然「イカ」が大好きで、函館では名産で代名詞といっても過言ではありません。その証拠に函館港まつりでは「いか踊り」が人気を集めているのです。

一度食べてみると解りますが、函館の「イカ」はまるで別物のように感じられるほど格別。透き通るような身の美しさにまず心を奪われ、噛むたびに広がる甘みと鮮度の良さに、思わず「これぞ本場の味だ！」と感動してしまいます。

函館朝市でイカを十二分に楽しむ方法を見つけたのでご紹介します。

海鮮グルメどこで味わう？

では、この函館の海鮮グルメを実際に味わうにはどこへ行くべきなのか。真っ先に思い浮かぶのは、やはり有名な「函館朝市」かもしれません。
しかしこの朝市、意外と攻略が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。観光客向けの海鮮丼を提供する店は複数あるものの、お値段はそれなりに高く、内容も「どこでも食べられそうだな」と思ってしまうこともあるのが正直なところです。

飲食店アプリを見ても決め手に欠けますし、タクシードライバーさんやホテルのコンシェルジュに聞いても回答はバラバラ。どうやら地元の方と観光客とでは、求めるポイントが微妙に違うようなのです。
せっかく訪れたからには失敗したくない、それなのに“正解”が見つかりにくいのが、函館の海鮮グルメ探しの難しさなのかもしれません。

私なりの回答

私なりの回答として「駅二市場」がおすすめです！！
「函館朝市 駅二市場」は、JR函館駅の目の前という好立地にあります。ここが素晴らしいのは、ただ海鮮を“食べる”だけでなく、“体験型グルメ”として楽しめる点。
市場中央にイカ釣り堀があり、釣り針を借りて水槽を泳ぐイカを自分で釣り上げることができるのです。

「イカ釣りって難しそう」と思うかもしれませんが意外と簡単で、耳の部分に釣り針をそっと引っかけるだけ。
あっさり釣れてしまいます。周囲のお客さんとの不思議な一体感も生まれ、気付けばみんなで盛り上がってしまうのが魅力です。

釣り上げたイカはその場で手際よく捌いていただけるので、すぐにお刺身として味わえます。
一般的なイカ刺しといえば白い身を想像しがちですが、釣りたてのイカは驚くほど透明で、美しさに思わず息を呑みます。
直前まで生きていたため、少し動いていることもあり、苦手な方もいるかもしれません。
ただ、新鮮なイカ特有の強い甘みと、ぷるんとした柔らかな食感は唯一無二で、忘れられない体験になること間違いありません。

イカの魅力だけではありません

イカの魅力ばかり語ってしまいましたが、もちろん海鮮はそれだけではありません。
函館朝市と駅二市場では新鮮なホタテ、甘みの強いウニ、ぷりぷりの甘えび、そして脂がのった旬の魚まで、どれを選んでも満足できるラインナップが揃っています。

せっかく函館を訪れたなら、少しだけ早起きをして、「函館朝市」を訪れてみて下さい。
ぜひイカだけでなく他の海の幸も存分に味わってください。
私としては、自分の好きな具材をピンポイントで、とことん突き詰めるのが”正解”だと言えます。