2026年春、に我が家は函館へ家族旅行に出かけ、宿泊先として「函館湯の川温泉 海と灯(うみとあかり) / ヒューイットリゾート」へ来訪しました。
函館の名湯・湯の川温泉の中でも、比較的新しくスタイリッシュなリゾートホテルとして注目していた場所です。
実際に泊まってみると、期待通りの絶景と食事に感動した一方で、子連れならではの視点で見るといくつか事前に知っておきたいポイントもありました。
2歳と6歳の息子たちを連れて滞在した体験をもとに、親子目線でレポートします。
古き良き函館と現代のリゾートが融合した拠点

「海と灯」は、函館空港から車で約5分、JR「函館駅」から車で12分という、観光に非常に便利な立地にあります。
最大の特徴は、ホテルの屋上に位置するインフィニティ露天風呂と、北海道の豊かな食材を贅沢に使ったブッフェです。
館内は「和テイスト」でありながらもモダンなデザインで、全体的に清潔感があります。老舗旅館というよりもホテルライクな雰囲気で、統一感があり、全体的にとてもきれいです。
駐車場も完備されており、車での函館観光の拠点としても非常に優秀なホテルです。
海と空が一体になる「露天風呂天海」
このホテル最大の自慢は、最上階にある大浴場「露天風呂天海」です。目の前に広がる津軽海峡を一望でき、特に露天風呂から眺める海と空の境界線が溶け合うような景色はまさに最高の一言。夜にはイカ釣り漁船の漁火が灯る幻想的な風景も楽しめます。我が子達は初めての天空露天風呂体験に、とても興奮気味。
落ちないかなと不安になりながらも恐る恐る、露天浴槽の一番海側まで近寄っていき、目をらんらんとしてました。
少し残念だったのはサウナが設置されていないこと、全体的にコンパクトな温泉で、浴槽の種類や洗い場が多くない点です。
サウナ好きの方や、様々なお風呂を楽しみたい方には少し物足りなさを感じるかもしれませんが、その分、海を眺めながらゆったりと楽しめるので、お風呂に特化した贅沢な時間を過ごすことができます。
北海道を喰らい尽くす!最高レベルの食事
食事については、家族全員が大満足でした。
夕食・朝食ともに、北海道最大級の品数を誇るブッフェスタイルで、新鮮な海鮮や肉料理が並びます。品数の多さはもちろんですが、一品一品のクオリティが高く、どれを選んでもしっかりと美味しく仕上がっている点が印象的でした。
目の前で調理してくれるライブキッチンもあり、出来立ての味を堪能できるのは、食べ盛りの子どもがいる家庭には非常に嬉しいポイントです。
デザートの種類も豊富で、長男はチョコレートフォンデュに夢中になり、「次はどれをフォンデュで食べようかな」と席と行き来しながら楽しんでいました。次男は、その場で作ってくれるパフェに大喜び。まだ量を多く食べられない年齢でもちょうどよいサイズ感で、嬉しそうに頬張っていたのが印象的。
食事の質と種類に関しては、周辺のホテルと比較してもかなり高いレベルにあると感じました。
少し残念に感じたのは、食事会場の混雑です。ビュッフェの入店時間はチェックイン時に指定制となっており、すでに満席で選べない時間帯も多く見られました。早めの時間を勧められたためその時間で予約しましたが、実際には入店まで約20分待つことに。
入店後も料理を取るための列ができており、全体的に落ち着いて食事を楽しむにはやや慌ただしい印象でした。一部ではマナーが気になる場面もあり、快適さという点では少し惜しさを感じます。
料理の満足度が非常に高かっただけに、こうした混雑や環境面がやや気になってしまったのは正直なところです。
客室やその他のスポット、子連れで来訪した印象

客室は新しく、非常にきれいで使い勝手が良かったです。部屋の防音もしっかりしているため子供たちが少々はしゃいで、飛び跳ねたりしても安心してみていることが出来ました。
また、「山丹服」をモチーフとしたオリジナルの館内着(フリーサイズ/子供サイズ)があり、民族衣装のような雰囲気をまとって過ごせることで、滞在中の時間をより特別に感じられる点も印象的。
カードキーによるフロア制限があり、共用階と自室のある階のみ移動できるため、安心して滞在できる点も好印象でした。
一方で、事前に把握しておきたい館内の「残念ポイント」もいくつかあります。
まず、いわゆる伝統的な温泉旅館にあるようなゲームセンターやキッズルームといった「子どもの遊び場」が館内にありません。外遊びができない時間帯、子どもが少し退屈してしまう場面がありました。
他にも、売店はややコンパクトな印象で、函館土産をしっかり選びたい場合には物足りなさを感じる可能性があります。実際に子どもと売店を見て回った際も、子ども向けが喜びそうないわゆる土産店らしいおもちゃの様なラインナップは少なく、やや物足りなさを感じた様子でした。
また客室についても、どちらかというとビジネスホテルに近いシンプルなつくりのため、部屋でゆっくりと過ごすことを重視する方にとっては少し物足りなく感じる場面もあるかもしれません。
混雑回避と過ごし方のコツ
今回の滞在を通じて感じたのは、食事会場の混雑を想定して動くことの大切さです。実際に我が家は17時半の食事予約でしたが既に満席かつ、前述のとおり20分程度の待ち時間が発生しました。
特に週末や観光シーズンは、予約時間ぴったりに行っても待つ可能性があるため、少し余裕を持ったスケジュールをおすすめします。
また、ホテル内に遊び場がない分、日中に函館観光や近くの熱帯植物園で猿山を見たり、海辺を散歩したりして、体力を発散させてからチェックインする流れが、子連れにはスムーズだと感じました。
おすすめポイント
- 屋上の露天風呂から眺める津軽海峡の景色が「最高」の一言
- 北海道最大級のブッフェで、新鮮な海鮮やライブキッチンを堪能できる
- 客室が新しくて清潔。家族でリラックスして過ごせる
- 館内着が特徴的で、非日常感を味わいながら過ごせる
- カードキーによるフロア制限があり、安心して過ごせる
気になるポイント
- 館内にゲームセンターなどの「子どもが遊べる場所」がない
- 大浴場にサウナが設置されていない
- 食事会場が混み合いやすく、予約時間でも20分程度の待ち時間が発生する場合がある
- 繁忙期はエレベーターの待ち時間も長くなることがある
- 売店がコンパクトで、函館土産をしっかり選びたい場合にはやや物足りなさを感じる
景色と食を極めたい家族にぴったりの宿
「函館湯の川温泉 海と灯」は、「お風呂からの絶景」と「食事の満足度」を重視したい家族にとって、非常にバランスの取れた宿だと感じました。館内に遊び場がない点や混雑など気になる部分はあるものの、それを補って余りあるほど、食事の質の高さと清潔で快適な滞在環境が印象に残ります。
函館の海を眺めながら、家族で美味しい食事を楽しみ、ゆったりと過ごす。そんな時間を大切にしたい方には、旅の拠点として検討しやすい一軒です。


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