遊具、グルメに土産を堪能！ふるびらたらこミュージアム

2025年8月、子連れで道の駅スタンプラリーを始めた我が家は、新設された「古平町 道の駅ふるびら たらこミュージアム」へ訪れました。
たらこのまちとして知られる古平町に誕生したこの施設は、おしゃれな外観と「たらこ」づくしの館内がとても印象的でした。

外の大型遊具や、充実したお土産や展示など楽しめるポイントも多く、子連れでのお出かけの際にもぜひ立ち寄って頂きたいスポットです。
実際に訪れて感じた「ふるびらたらこミュージアム」の魅力を紹介します。

施設概要

道の駅ふるびら たらこミュージアムは、古平町が誇る特産「たらこ」の魅力を体験できる観光拠点です。館内には「たらこについて学べる展示」や「加工工程を紹介する映像コーナー」、地元企業のたらこ製品が並ぶ販売エリアなどがあります。
おみやげコーナーには、たらこ味のお菓子やグッズ、生のたらこ（冷凍品）も豊富にそろい、見ているだけでも楽しい空間です。館内の随所が淡いピンクで彩られ、明るくかわいらしい雰囲気は子どもにも大好評。

国道229号沿いを曲がったところにあります。駐車場も広く、通常は建物の隣接駐車場に停めることができるようですが、来訪時はとても混雑しており、中通りの臨時駐車場を案内されました。

館内展示＆おみやげ

館内に入ると、全体的にピンク色の空間になっており「たらこタイムマシーン＆たらこアート」と呼ばれる展示コーナーがまず目に留まります。このエリアではたらこのキャラクターたちと一緒に、古平町や北海道におけるたらこの歴史を学ぶことができます。
壁面には古平の海や漁の様子、たらこの誕生にまつわるストーリーがわかりやすく紹介されていました。我が家の子どもたちは色鮮やかなイラストには興味示すものの、たらこ自体をまだ好む年齢層ではないこともあり、歴史や記載内容には残念ながらあまり興味を示しませんでした。

併設のおみやげコーナーには、たらこを使ったスナックやふりかけ、地元限定のグッズがずらり。試飲コーナーでは「だし汁」が人気で、夏にもかかわらず訪問時には列ができていました。また、お土産エリアは全体的に歩く隙間がないくらいの大盛況で、混雑で子どもとしっかり手をつながないとはぐれそうなほどでした。
人の流れに合わせて進む形になるため、「やっぱりあれを買いたいな」と少し前に気になっていた商品を取りにに戻るのもひと苦労。レジ前も長い列ができており、落ち着いて買い物をするのは日によっては大変かもしれません。

混雑していた食堂とピンク色のソフトクリーム

館内の食堂では、たらこを使ったオリジナルメニューが人気。特に「たらこラーメン」や「ピンク色のソフトクリーム」は注目を集めていました。

訪問時は大混雑で残念ながら食べられませんでしたが、ほかの家族が手にしていたソフトクリームは、淡いピンク色がかわいらしく、写真を撮る人も多く見られました。味もさっぱりとした甘さで評判のようです。
「ピンクのソフトクリームを食べたかった」と我が子は残念がっており、次回は混雑を避けてゆっくり味わいに訪れたいと思いました。子どもと一緒にたらこメニューに挑戦してみるのも楽しそうです。

屋外でのびのび遊べる公園エリア

施設から徒歩3分ほどの場所には、ドッグランが併設された公園「ふるびら150年広場」があります。動物をモチーフにしたカラフルな遊具が並び、子どもが思わず駆け出したくなるような明るく楽しい雰囲気です。
遊具は「小さい子向け（3歳くらいまで）」と「大きい子向け」に分かれており、年齢に合わせて安心して遊ばせることができます。

2歳の次男は小さい子向けエリアの絵合わせ遊具がお気に入りで、夢中で遊んでいました。ただ、滑り台へ続く通路にあるため、走ってくる子どもとぶつかりそうになる場面もあり、見守りが必要でした。
6歳の長男は弟の面倒見ながら小さい子向けのエリアと大きい子向けのエリアを行ったり来たり。「ここはゾウさんか」と遊具で遊ぶことよりも隠れている動物を探す姿が微笑ましかったです。

私たちが訪れた8月中旬は強い日差しが照りつけ、とても暑く感じました。見守る際には日傘や帽子を持参すると安心です。また、隣接する道路は車通りが多いため、子どもだけで向かわせず、必ず大人が付き添いましょう。

訪問アドバイス

夏休み期間中は特に混雑するため、午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。館内の冷房は快適で、たくさん歩いた後の休憩にぴったりですが、外は強い日差しが照りつけるため、帽子や飲み物を用意しておくと安心です。

駐車場や店内は込み合うことが多く、小さな子どもとは必ず手をつないで移動しましょう。公園までは坂道になっており、車の通行もあるため、大人の付き添いが必須です。時期によりますが、館内の混雑状況によっては子供とはぐれてしまう恐れがありますので、目を離さないように注意しましょう。

食堂を利用する場合は昼前の早い時間が比較的スムーズで、混雑を避けてゆっくり食事を楽しめます。
おみやげコーナーでは冷凍たらこや、子どもと選ぶのが楽しいパッケージのお菓子が豊富で、おうちでも旅の余韻を楽しめます。

おすすめポイント

• 館内がピンク色で子どもが喜ぶかわいいデザイン
• たらこグッズやお菓子などおみやげが豊富
• 隣接している小さい子向けと大きい子向けで分かれた公園遊具
• 駐車スペースが広く、混雑時にはさらに臨時駐車場もあるので安心
• たらこラーメンやピンクソフトなど食の楽しみも充実

気になるポイント

• 夏場は公園がとても暑く、帽子や水分対策が必要
• 公園までの坂道は急でベビーカーでは少し大変
• 食堂が混雑していて食事の順番待ちが長い
• 店内の飲み物販売は混み合う時間帯もある
• 遊具エリアと道路が隣接しているので、目を離さないように注意が必要

ふるびらたらこミュージアム

たらこの魅力を五感で感じられる「ふるびらたらこミュージアム」は、親子で訪れても見どころ満載。
館内のかわいい雰囲気と屋外の公園、どちらもとても楽しめました。

単独の目的地としては物足りないかもしれませんが、海沿いドライブがてらの立ち寄りスポットとしてぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。