「大根抜き」ってなんだ!!

北海道の学校で、あるあるネタを色々と教えてもらえたので、ちょっとご紹介します。
学校の休み時間に外で遊ぶといえば、鬼遊びやかくれんぼなんかが定番だと思いますが、道産子には独自の伝承遊びがあり、それが「大根抜き」です。

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大根抜き?

大根抜きといっても畑で大根を抜くのが遊びという訳ではなく、道産子にとってはどうってことない遊びのひとつの「大根抜き」。でも、これが、休み時間はかなりアツくなるんです。

遊び方は最低4人いればできて、体育館や廊下の壁に背を向け足を伸ばして座り、両隣の友達と腕を組んだ体制からスタートします。地域によっては、輪になって手を組むパターンもあります。

手を組んだ側の子供が大根役で一人が大根を抜く側になって、大根に見立てた足を引っ張って壁から離れたら(抜けたら)勝ちって遊びなんです。
しかし大根たちの結束力は強くて腕組みを離さないから、抜く子は腕っぷしの強い人がなるって決まりです。
芋づる式に大根を抜けたときの達成感がハンパない。

北海道限定です。

道産子は大根抜きが休み時間の楽しみで、この遊びは全国区で子供なら誰でも知っていると思っていたのですが、最近になって「大根抜き」が地域限定だったと初めて知って驚きです。

私は結婚をして北海道から内地に嫁いだのですが、つい先日、旦那の会社のレクリエーションで河原でバーベーキューをした時です。社員の子どもたちが集まった時、皆で出来る遊びで思いついて「大根抜きしよ!」と言った途端にみんながキョトンとてし、なにそれと言い出した時の事といったら・・・・。

あと一つ、「大根抜き」とは内容が変わりますが、お菓子を交換しようとして「それとこれ、ばくりっこしよう」って言葉に「へ?」っとびっくりされました。
「ばくる」が通じないなんて想像できない!カルチャーショック!!

※アイキャッチはイメージです。

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