北海道の空の玄関、新千歳空港。
大きな空港にはお土産や飲食店が付いているものだが、ここ新千歳空港ビルの4階には、なんと空港直結の温泉、その名も「新千歳空港温泉」がある。
ちょうど札幌から東京に帰る際に1時間ほど時間があったため、立ち寄ってみた。
まず入り口から店内に入ると一般的な銭湯とは異なり、靴箱がない。広い玄関ポーチで靴を用意された靴袋に入れ、カウンターへ向かう。入湯料大人1500円(イオンカードで支払う場合は100円引き)を払い、受付を済ませる。
荷物はその場でクロークに預けられるため、スキー帰りのような大荷物の場合でも身軽に浴場へ行くことができる。
本格的な温浴施設
せっかく時間があるからと利用してみたが、正直なところ筆者は空港付属の施設だし、まあ「それなり」レベルだろうとタカを括っていた。
甘かった。
「今後も新千歳空港を利用する度に寄りたい。そのための旅程を組む」
そう思えるような、素晴らしい施設であった。
以下に特徴を記していく。
浴場が広い
筆者は首都圏在住のため、浴場の広さの基準が首都圏の銭湯基準になってしまっているからかもしれないが、浴場が広い。
無論、露天風呂や浴場がいくつもあるようなスーパー銭湯に比べればそこまで大きくない。だが、洗い場は十分な数確保されており、内湯と露天風呂のほかドライサウナ・ミストサウナ・あかすりコーナーまである。露天風呂は屋根付きのため、雨に濡れながら入浴ということもない。また、通路も十分なゆとりを持って設計されているため
アメニティと館内着完備
実のところ、受付で支払った入湯料1500円はタオルとアメニティ込みの価格だ。カミソリや歯ブラシ、ヘアブラシといったアメニティは浴場に用意されており無料で利用できる。アカスリタオルもあるのが少し珍しい。
急に飛行機が大幅に遅延した時などはここでリフレッシュしつつ身支度を整えることができるだろう。短時間の滞在だったため今回は利用できなかったが館内着も様々なサイズが準備されており、入浴→食事休憩→入浴という長時間の滞在にも向いている。
広い休憩スペースと食事処
入り口から見えるところにかなり広い無料休憩所兼食事処があり、館内着でくつろぎつつ、食事を楽しめる。別フロアにも食事処が用意されているようだ。
ようだ、というのは駆け足の利用だったため新千歳空港温泉の全てのエリアを回りきれていないからだ。今回見てまわれたのは浴場以外は休憩スペースくらいで、ホームページに紹介されている漫画処や食事処(休憩スペースとはまた別に設えられている)リラックスルームなどはまわれていない。
ゆっくり過ごせる旅程を組もう
このように新千歳空港温泉は施設がとても充実しているため、利用する場合は空港にかなりの時間的余裕を持って到着することをおすすめする。
筆者も次回北海道に足を運ぶ際は、広いお風呂と休憩スペースでゆっくり寛げるくらいには、新千歳空港でリラックスする時間を旅程に組み入れようと思う。
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