北海道と言えばグルメ!
3泊4日の北海道バスツアーで関西から北海道を訪れた私たちは、北海道に行ったら何を食べようかと出発前からワクワクしていました。
訪れたのは冬前だったので、当然海産物が美味しい時期!
カニ、イクラ、ホタテ、アワビ、ウニなど美味しいものがたくさんで期待マックス♪
ほかにもラーメン、ジンギスカン、石狩鍋・・・など北海道の有名な食べ物を挙げたらキリがないですね。
そんな私たちが意外とはまってしまった、北海道グルメ「豚丼」を紹介します。
まさかの味にすっかりやられてしまいました!
豚丼は帯広市の名物料理
まず豚丼について調べてみました。
帯広市が発祥の地と言われ、今ではすっかり十勝地方の郷土料理として親しまれている豚丼。
昭和の初期に、帯広市内のある食堂で炭火焼した豚肉に、うなぎの蒲焼き用のタレを付けて出したのが豚丼の始まりと言われています。
スタミナ料理としてウナギ料理を提供したいと思ったものの、ウナギは高く手に入れにくかった。十勝地方では明治時代の終わり頃から養豚業が始まっており、その頃すでに豚肉は広く食べ親しまれてたので、変わりに豚肉が使われたのです。
地元では、家庭料理としてそれぞれの食卓に1年を通して並ぶそう。
連続テレビ小説「舞い上がれ!」でも、主人公が十勝で覚えた料理として、豚丼を家族に振舞っていましたね。
焼いたロースやバラ肉の豚肉に、砂糖醤油のタレを絡めて、白ネギやグリーンピースをお好みでトッピングと至って簡単なようにみえますが、実は奥が深く、帯広市内には豚丼を出すお店が200件以上もあり、各店それぞれが競うい合うように秘伝の味生み出しているのです。
ハマった豚丼
私たちが旅行の途中で訪れたのは、帯広市内からは離れた足寄にあるあしょろ庵。
阿寒湖と帯広市の中間の場所にある足寄では唯一のレストランのため、多くの観光客で賑わう場所です。
歌手の松山千春さんの出身地のため、店内では曲がずっと流れており、外には等身大のパネルもあります。
さて今日はなにを食べようかとメニューをみて、真っ先に目に入ったのが「豚丼」だったのです。
北海道のグルメの中でノーマークだったし、本場の帯広から離れた足寄・・・どうかな?と思ったのですが、これからのスケジュールは帯広から離れる一方。
もしかしたら地場ものを食べられる最後のチャンスか!と思って注文してみると・・・・。
私たちにとってはこれが人生初の豚丼だったのですが、甘くて濃いめのタレが柔らかくジューシーな豚肉に絡み絶品!
衝撃を受けるくらい美味しかったです!
それに、豚丼と一緒に出してもらったこの店独自の製法で作られたカマンベールチーズもとても美味しくて、酪農王国十勝に行った際にはぜひ試してもらいたい一品です。
やはり本場が一番うまい!
その後、旅行が終わってからも豚丼の味が忘れられなかった私たち。
家に帰ってきてから豚丼セットを取り寄せたり、売っている豚丼のタレで自分たちで作ってみましたが、旅行中に食べたものとは何かが少し違う気がしています。
やはり本場で食べるものが一番美味しいですね!
十勝地方を訪れたり、立ち寄ることがあれば、必ず食べて欲しい1品「豚丼」です!
足寄でこれだけ美味かったのであれば、帯広ではどれほど美味い「豚丼」が私たちを待っているのだろう?
虎視眈々と次の北海道旅行の計画を練っています。
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