日本離れした美しい波状丘陵の美瑛町

美瑛町（びえいちょう）の街並みの美しさやストライプパッチワークの畑の美しさに驚いてしまいました。
主観的な物ですが、美瑛町の美しさを話していきます。

自然が美しい

美瑛町といえば、カラフルな波状丘陵でしょう。このストライプパッチワークの花畑の美しさは、言葉では表せられないものです。
季節の花々や農作物の色の組み合わせによって、波状丘陵は構成されています。それぞれの帯の色は、必ずしもハデな鮮やかな色ではないのですが強く人の眼を奪うように感じられ、波状丘陵に形成されて躍動感もあります。
波状丘陵全体に形成された帯の景色は、例えば、絵画で言うとゴッホの絵に似ていると感じます。

町並みが美しい

自然だけではなく街も美しく、目を引くのは無電柱化された本町通り周辺。三角屋根に統一されたがドイツの歴史のある町の街並み、個々の家の屋根の色の組み合わせはシックで洒落ていて、フランスの街並みの雰囲気もあります。
そこに雄大な十勝岳連峰がパノラマチックに重なり、北海道の雄大さを強く感じさせられます。美瑛町は「日本で最も美しい村」連合に加盟しているそうで、それも納得です。

美瑛駅が美しい

もう一つ忘れてならないと思うのは美瑛駅。
美瑛軟石という、大雪山の噴火による火砕流が堆積した流紋岩質溶結凝灰岩で、美瑛軟石の中の石英が肉眼でも見えるそうです。石英からのキラキラとした地味な反射が、駅舎に控えめな豪華感を与えているのだと思います。

美瑛駅の駅舎は、すっきりとしていて余分な装飾はないのですが、周囲の風景とも落ち着いた調和感があり美瑛町の玄関にふさわしいものです。

機会があれば美瑛町に訪れてみると良いでしょう。

※画像はイメージです。