花畔神社にある三つの鳥居と八体の狛犬の意味とは!?

その不思議な神社は、札幌の北隣の町・石狩市にある花畔神社といいます。
「ばんなぐろ」と読む難読地名ですが、アイヌ語で「川下の人」を意味します。

花畔神社には、三つの鳥居と八体の狛犬がいるというのです。
「3」と「8」の意味することは何か?
その真相を探ってきました。

目次

日本最初の神様が祀られる意味とは?

花畔神社には五柱の神様が祀られています。おそらく主祭神は金刀比羅之大神(ことひらのおおかみ)と考えられます。

金刀比羅之大神は海の守り神です。
花畔神社が海に近い場所にありますので祀られているのでしょう。
その他に祀られている開拓三神と呼ばれる大國魂神(おおくにたまのかみ)・大巳貴神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)は、北海道の神社では一番多く祀られています。

気になるのは、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)です。
天御中主神は日本最初の神様で、現れると同時にすぐに消えてしまったといわれます。

実体を持たない神様であることから、宇宙そのものを表わしている根源神とも考えられています。
天御中主神を宇宙と考えると、現れてすぐに消えてしまったことは宇宙誕生「ビッグバン」を指しているともいえます。

八体の狛犬が意味するものとは?

花畔神社には八体の狛犬が鎮座しています。
普通は神社の入り口に二体の狛犬が出迎えてくれますが、八体もの狛犬がいる神社はあまり見かけません。
北海道でこれほど多くの狛犬が見られるところは、ここだけではないでしょうか。

左側の狛犬は口を開けた「阿(あ)」の形をしています。
右側の狛犬は口を閉じた「吽(うん)」の形をしています。

ちなみに、右側は実は狛犬では獅子なのです。
阿吽の呼吸という言葉の由来にもなっていますが、はじまりから終わりを表わす無限の空間を意味します。
無間の空間とは宇宙のことを指すとわかるでしょう。
宇宙にある「8」の意味するものはなんだと思いますか?

太陽系には地球をはじめ、8つの惑星が存在します。
天御中主神と八体の狛犬は、宇宙と言うキーワードでつながるのです。
神の遣いである狛犬が、宇宙のかなたからあなたへのメッセージを届ける姿がイメージできたでしょうか。

三つの鳥居をくぐった先に異世界が見える?

花畔神社の参道には三つの鳥居があり、その三つの鳥居を通って本殿へと参拝します。
三つの鳥居は全国的にも珍しく、形もいくつかありますが、いずれの鳥居も結界を表わすといいます。
もともと鳥居は神の世界との境界であり、神の世界の入り口が鳥居なのです。

鳥居をひとつ通りたびに、天御中主神の領域へ近づくことになるのです。
「3」という数字も、自分の望みを具現化することを意味するといわれます。

鳥居を通って天御中主神と対面することで、自分の望みを伝えてみましょう。
神の領域から現世へ戻るときには、自分の中の邪気を結界に封じ込めてくるのです。
新しい自分を取り戻すことができるかもしれませんね。

花畔神社の施設情報

花畔神社は、札幌中心部から北へ車で30分ほどの場所にあります。
住宅街からは少し離れており、静寂に包まれて心も落ち着く環境にあります。
自分好みの狛犬を見つけて、願いを込めてみてください。
天御中主神のいる宇宙からパワーが送られてくるかもしれませんよ。

住所:〒061-3218 北海道石狩市花畔 北十一線 573
電話:0133-64-7660
公式サイトはこちらから

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