「旭山記念公園」は名前から「旭山動物園」とも混同されがちですが、札幌市内にあって藻岩山や円山に隣接した高台にある公園です。
美しい景色や動植物、四季折々の自然を満喫することができる札幌お薦めのスポットであり、バードウオッチングのメッカとして知られており、愛鳥家にとっての観察場所になっています。
自然が大好きな私たち家族も、夏の暑い日でしたがさっそく散策してみることしました。
そんな公園の魅力をレポートしていきます。
旭山記念公園ってどんな公園?
まず気になるのは公園の「記念」は何の記念なのかですよね。
調べてみると、昭和43年に札幌市が創建百年を記念して開園したという事のようです。
詳しく知りたい方はHPをご覧になるか、公園内に「旭山記念公園由来碑」がありますのでそちらをご覧ください。
そして、その名の通りでほぼ山を一つ使っているので広くて高低差があります。
駐車場は麓にあたる場所と中腹の2箇所あり、じっくり散策を楽しみたい方は下、景色だけ楽しみたい方や体力に自信がない方は上の駐車場を利用すると良いでしょう。
園内の楽しみ方
ピクニックができる広場や、段状になっている広々としたテラスなど、絶景が見渡せるスペースがたくさんありあります。遊具広場や噴水もあり、老若男女から小さいお子様連れのファミリー層でも楽しめる事でしょう。
ワンちゃんのお散歩、自然散策やハイキングを楽しむ人が多く見られます。桜が咲く季節には敷物を広げてお花見を楽しむ人もいます。
レストハウスでは、本格的なお弁当から軽食やソフトクリームなどのデザートメニューもあって手ぶらでもOKです。
標高137.5mの頂上部分は展望広場になっていて、札幌市の街並みや、お天気が良ければ石狩平野や日本海が一望。
ただゆっくり景色を眺めているだけで、日頃の鬱憤がきえていくような・・・。
夜間には日本新三大夜景である札幌市の夜景も見られ、カップルで来ればロマンチックな体験ができるかも??
アクティブに楽しみたいという方には、遊歩道が整備されているのでハイキングを気軽に楽しむことができます。
疲れたら休憩する場所がいくつもあり、園内マップを見ながら季節やその時の体調によって、各々が自分のペースで楽しむことができますね。
ちょっと珍しいと思うのは、北海道では冬期間に閉鎖される公園が多いのですが、こちらの公園は冬の間もオープンしています。冬の期間中、園内の「森の家」でスノーシューが無料でレンタルできるのも、この公園ならではです。
人気の「スノーシューハイキング」が手軽に体験できるのですが、初めての方はガイドツアーに参加するのをお勧めします。
旭山記念公園はバードウオッチングのメッカ!
この公園のもう一つの顔として、定期的に野鳥観察会が行われていることもあって、「バードウオッチング」のメッカとして愛鳥家に知られています。
専門のスタッフからアドバイスしてもらえますので、初心者の方でも安心です。
森の散策路は野鳥が見やすいように考慮して作られているのだとかで、季節を通して様々や野鳥が観察できます。
更に森の家では、シマエナガ出没マップが掲示板に貼られているので、「シマエナガに会いたい!」という人の参考になります。シマエナガを冬毛の白い頃に、一度でいいから見てみたいと強く望んでいる私です。
四季を通して楽しむことができる公園
家族ドライブでこちらの公園に立ち寄り、コースマップを見ながら大まかに全コース、森の中を歩きました。
公園内にはエゾマツ・ハンノキ・キタコブシなどの樹木が生い茂り、さまざまな野鳥の声があちこちから響き渡ります。心地よい風が吹いて森の中は思った以上に涼しく、本当に気持ちが良いものです。
札幌にこんな緑豊かな場所があったとは、道産子の私たちも驚きです。
都会の喧騒から解き放たれて深呼吸。たくさんパワーをチャージします。
「北海道の自然を楽しみたい!」そんな人にお薦めしたい公園でした。
今度は冬にシマエナガ探しで訪れたいと思います。
※画像はイメージです。
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