札幌中心部から車で1時間程度にある中山峠は、札幌から喜茂別方面へ行く際に休憩所として利用されています。
とにかく無性に食べたくなる、あげいもが有名です。
中山峠のある場所とは
道央と道南を結ぶ幹線道路としてできた国道230号線、その最高地点が中山峠です。
明治4年から230号線の整備が始まりましたが、道幅が狭く転落事故もよくあったとのこと。確かに今でも国道230号線を通ると、特に冬場のブラックアイスバーンの時期には少し怖いなと思うことがあります。また北海道の道路ならではかもしれませんが、飛ばしている車が多いので安全運転で行きましょう。
季節とともに景色が変化をする国道230号線ですが、秋には国道の両脇に素晴らしい紅葉を見ることができ、右も左も前も後ろも紅葉で囲まれますよ。とても感動する景色を見ながら中山峠まで行くことができます。
広大な景色と羊蹄山
中山峠に到着すると天気の良い日には、目の前に大きな羊蹄山を見ることができます。
この羊蹄山はその円錐形の形から『蝦夷富士』と呼ばれ、地元民に大変親しまれている山です。
紅葉の時期でも、標高が高いため、真っ赤に彩る中山峠の紅葉の中、頂上あたりを雪で白くした羊蹄山を見ることができ、その壮大な姿にただ圧倒されます。
自然の景色にかなうものはありませんね・・・、一生に一度はこの絶景を堪能してみませんか?
一度食べたら癖になる、名物のあげいも
中山峠の道の駅「望羊中山」には、ジャガイモを利用した揚げ物料理である『あげいも』があります。この『あげいも』は、一度食べたら何度でもリピートしたくなるくらいとにかく美味しいです。
そもそもこの辺りはジャガイモの生産地となっており、おいしいジャガイモがたくさんあります。その中でもこちらの『あげいも』には、甘味のある男爵イモいう種類を使用しているのが特徴とのこと。
寒さが厳しい環境で育てられるためでんぷん質が多くなり、甘くてホクホクなジャガイモに育つのだそうです。
『あげいも』というと、ただジャガイモを揚げただけ・・・と思う方も多いとおもうでしょうが、それが違うのです。
「ゆでふかし」という製法で下ごしらえしたしたジャガイモに、企業秘密の配合の粉を使ってふっくらきつね色に揚げます。わかりやすいイメージといえば、ジャガイモ版アメリカンドックですね。
そんなホクホクのジャガイモに生地をまとい、ちょうどいい具合に揚げた『あげいも』は、正直今まで食べたどのような料理にも負けない美味しさで、低価格のわりにボリュームが凄いので、満足感が得られます。
その他にも、この地域ならではのおすすめのグルメがたくさん。いももちや、コロッケ、チキンやカレーなど想像しただけでお腹がすくようなメニューがたくさんです。
行ってみませんか?
以上、中山峠にある道の駅「望羊中山」の紹介を致しました。
季節によってさまざまに変化をする自然を眺めながら、美味しい『あげいも』を堪能してみませんか?
きっと心も体も満たされることでしょう。
※画像はイメージです。
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