あびら観光協会主催で行っている「あびらベジナビ」。安平町の農業に触れ、生産者の方と交流をはかる「グリーンツーリズム」の一環として実施されています。
7月4日(日)、今年度初めてとなるプログラム「畑さんぽ ~メロン畑編~」に参加してきました。
集合場所となっている「道の駅あびらD51ステーション」で受付を行ったあと、今回見学させていただく生産者さんの畑に各自車で向かいます。今回はメロン編ということで、安平町の特産品である「アサヒメロン」の生産者さんの農場です。
安平町を代表する農産物「アサヒメロン」とは?
アサヒメロンは北海道のメロンで夕張メロンに次いで歴史があるとされていて、生産を行っている追分アサヒメロン組合は現在25軒で生産を行い、昨年50周年を迎えたそう。
果肉は赤肉、地這いという方法で生産を行い、5月から10月の約5か月にわたり収穫・出荷が行われます。アサヒメロンと呼べるには23項目にもわたる規格をクリアする必要があり、厳しいチェックをクリアしたメロンだけがアサヒメロンとして出荷されています。
いざ、アサヒメロンの生産現場へ!
通常のプログラムはナビゲーターの方が説明等をされるのですが、今回は特別編として生産者の方が自ら説明をしてくださいました。
苗を植えたばかりのビニールハウスから始まり、花が咲く前のハウス、ミツバチ交配を行っているハウス、実がついたハウス、実にネット模様が張り始めたハウス、出荷直前のハウス…と順を追って、普段は生産者しか入ることができない畑に入るということでシューズカバーを靴に装着してビニールハウスの中で説明を受けました。
生産の現場で生産者さんから直接話を聞くことで、その苦労や熱意をより感じることができ、「アサヒメロンを買ってくださった方がもう一度食べたいと思ってもらえるようなメロンを作っているつもりです」と生産者の方が話されていたように、愛情込めて消費者の笑顔を思い浮かべながら作られているとうのが伝わってきました。
お待ちかねの試食!
メロン畑、そして麦畑を見学させてもらったあとは、アサヒメロンの検査を行っている集出荷場へ。どのように検査を行っているのかデモンストレーションしてくださいました。ちなみにこの時のアサヒメロンの糖度は18度!(アサヒメロンは糖度14度以上という規定になっています)そのあとはお待ちかねのアサヒメロンの試食タイムです!
「あんなに小さい苗からこんな大きくて立派なメロンができるんですね」と参加した方が見学した様子を振り返りながら味わっていました。とても甘いんですが後口がさっぱりしていて、口に入れた瞬間一気にメロンの風味が広がります!小さいお子さんもおかわりするほど夢中に食べていました。
プログラムの最後にアサヒメロン1玉をお土産でもらえます!後日、生産者の方が1番美味しいと話していた半分に切って豪快にスプーンですくって食べるという贅沢な食べ方でいただきました。食べる3時間前くらいに冷やすのがおすすめだそうですよ!
今後開催されるプログラムは?
あびら観光協会が行っている「あびらベジナビ」はこの後もいろんなプログラムを行うとのこと。7月24日(土)は畑さんぽのそば畑編を行い、8月以降も収穫を行えるハーベストツア
ーの実施が予定されているそう。
事前予約やプログラムの詳細はあびら観光協会ホームページ内「グリーンツーリズム」ページでチェックしてみてくださいね!
あびら観光協会 グリーンツーリズムページ https://www.abikan.jp/green-tourism/
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