怖いもの見たさに訪れた「網走監獄」

噂に聞いたり、アニメで見たり、なんとなくは知っていた「網走監獄」。
一度は行きたいと思っていた網走に訪れた際、怖いもの見たさに見学しました。
網走刑務所の旧建造物を利用し実際に使用されていた様子がわかるように展示され、五感で感じながら学べる博物館です。

ちょっと怖いリアルな監獄に驚き

いたるところに当時の人達を人形で再現されていて、それがとてもリアルなんです。
見学をしながら歩いていると本物かと見間違い何度も驚かされました。

広い敷地内には牢屋や独房はもちろん食堂や浴場などがあり、すべて等身大の人形が再現しているので、現在を忘れるほど実際にその場にいるような感覚に陥ってしまします。
囚人たちが塀の外で日帰りできない開削作業の際に利用されていた休泊所も再現されていますが、想像を絶する過酷さを感じられます。訪れたのが冬だったので、なおさら実感させられました。

無料でガイドもお願いできて、時間に余裕のある方にはおすすめです。
説明を聞きながらの見学は面白さが何倍にもアップし、実際の舎房で話していただける、本当にいたという脱獄囚の話には思わず引き込まれてしまいました。

当時にタイムスリップしたみたい

歴史館のメインとなっているシアターでは、当時の囚人たちが重機もない中での開削作業を3方向のスクリーンに映し出し再現しています。
まるで自分もその場にいるような感覚に陥るほどリアリティーにあふれています。

極めつけは、博物館の入り口にある監獄食堂での監獄ランチ。
なんと監獄の食事を再現し、監獄に入らなければ食べられない味を体験できます。
当時のメニューを再現しているのですが、実際に食べてみたのですが普通に美味しいのが驚きです。

お土産も充実

重要文化財である庁舎にミュージアムショップがあり、地域や監獄の定番お土産の他、現在の網走刑務所の作業所で作られた作業製品や書籍なども販売されています。

お子さんは始め怖がるかもしれませんが、幅広い年齢層が一緒に楽しめる博物館です。

※画像はイメージです。