道東屈指の観光スポット「摩周湖」。
アイヌ語で「カムイトー」と呼ばれ、神の湖という意味を持つ神秘的な湖です。
弟子屈町に位置し、北海道遺産にも選定された道東屈指の観光スポットです。
摩周湖は「摩周ブルー」と呼ばれる神秘的な青が魅力的!
静かな湖面で、周囲20kmの大きな湖です。世界でも有数の透明度を誇る湖水ですが、「霧の摩周」とも呼ばれており、霧で湖面の全景が見れないことが多く、「霧のない摩周湖を見た人は結婚が遅くなる」という話も・・・!
現在、摩周湖周辺は国立公園の特別保護地区として規制が敷かれており、その自然が保護されています。
神の湖を意味する摩周湖。その歴史をご紹介!
摩周湖はもともと火山が噴火して形成された凹地に水がたまってできたカルデラ湖です。摩周湖に相当するカルデラは約7,000年前の大噴火で形成されたと考えられています。
流入・流出河川がない閉鎖湖で、雨が土壌に浸透して充分にろ過されるため有機物の流入が非常に少なく、湖水の透明度は1930年夏の透明度調査でロシアのバイカル湖をしのぐ透明度を記録しているほど。
そんな摩周湖の中央部にはカムイシュ島(中島)と呼ばれる小さな島があります。カムイシュとは、アイヌ語で「神のような老婆」の意味があり、アイヌ文学では孫とはぐれた老婆が摩周湖付近で動けなくなり、来る日も来る日も孫を待ち続けとうとうカムイシュ島になってしまったという言い伝えがあります。
60年代にヒットした歌謡曲「霧の摩周湖」で有名になった摩周湖!
60年代に布施明が歌った「霧の摩周湖」がヒットし、摩周湖の知名度が一気に高まりました。
当時布施明が所属していた事務所のスタッフが「誰も知らない場所の歌なんて売れない」と反対しましたが、事務所の創業者の方が「都会の人が知らないような場所だからこそ、夢が広がっていいのでは」と曲の発表を後押ししたというエピソードも!
曲のタイトルにあるとおり、摩周湖では年間100日ほど霧が発生しなかなか湖が見れません。このことから、旅行者の間では「晴れた摩周湖を見ると出世できない、結婚できない」といったジンクスが語られています。
現在、摩周湖には現地で湖の様子を映しているライブカメラが設置されており、現地に赴くことなく湖の様子を見ることができますよ。
弟子屈なび:弟子屈町ライブカメラ
摩周湖のおすすめスポットをご紹介♪
摩周湖に行った時、ここだけは抑えて置くのがオススメ!な観光スポットを3箇所紹介します。
摩周湖展望台
「摩周第一展望台」「摩周第三展望台」「裏摩周展望台」3つがあり、第一展望台からは湖全体を一望することが出来ます。お土産を売っている売店やトイレもあります。(整備の都合上、第二展望台は閉鎖されています。)
道の駅「摩周温泉」
道の駅「摩周温泉」は弟子屈町にあって、山小屋をおもわせる佇まいです。
弟子屈町の特産品である「摩周そば」や「摩周湖星紀行サブレ」などが販売されています♪
えぞしかバーガーなど珍しいグルメも堪能できます。
「神の子池」
摩周湖の近くにある神の子池は摩周湖の伏流水からできており、コバルトブルーが美しい池です。こちらも観光スポットになっており、神秘的な色に心が癒されますよ♪木道が整備されており、色々な角度から池の光景を楽しむことができます。
摩周湖にいってみよう!
人生で1度は目にしたい、神秘的なブルーの「摩周湖」。
町内の居酒屋さんには摩周ブルーをイメージした摩周サワーもあり旅を楽しめること間違いなし!
道東を訪れた際にはぜひ摩周湖へ♪
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