幻のメロン?!「キングメルティー」

本州に比べると涼しいと言われる北海道にも、毎日25℃を超える本格的な夏がやってまいりました!
この時期にスーパーの生鮮食品コーナーに必ず並ぶ『夏の果物』といえば、どんな果物を思い浮かべますか?

私なら、お中元にも欠かせない、甘~いメロンです♪
ということで今回は、幻のメロン?!「キングメルティー」について深掘りをしていきたいと思います!

目次

北海道産メロンの実力

北海道で生産量が全国トップを誇る果物といえば、2024年の統計によると、第1位はハスカップやラズベリーなどのベリー類です。ハスカップは北海道銘菓「よいとまけ」に使われているので、そちらのイメージが強いかもしれません。
北海道は一年の半分近くが雪に覆われる地域ですが、果樹栽培の歴史は古く、明治6年に北海道開拓使がアメリカから苗木を導入し、全国に先駆けて本格的な栽培が始まりました。

そして、第2位はメロンです。
北海道産メロンといえば、果肉が赤い富良野メロンや夕張メロンが有名です。
そのなかで、『幻のメロン』と呼ばれる青肉メロンの存在はご存知でしょうか?
「キングメルティー」と言っても、ピンとこない人が多いはず。
なぜなら、ある秘密があるからです。

月形町、幻のメロン・キングメルティ

「幻のメロン」を生む月形町は、かつては稲作を中心とした農村地帯でしたが、現在では花きや果物、野菜の栽培も盛んに行われています。

筆者がこのメロンと出会ったのは、期間限定のアルバイトとしてJAに勤務していた頃のことです。
出荷時期になると、農家が糖度検査のためにメロンを持ち込み、「今年は甘い」「優等級が多い」といった話で事務所は賑わいます。
糖度検査に使用したメロンは出荷できないため、その場で切り分けられ、事務員に振る舞われるのが慣例でした。

筆者もその機会にメロンをごちそうになることがありました。母の実家が夕張にあったことから、幼い頃から赤肉メロンを食べて育ち、「北海道のメロンといえば赤肉」というのが当たり前の認識です。
ところが、糖度検査後に振る舞われた青肉メロン「キングメルティー」をひと口食べた瞬間、そのイメージは一変したのです。

爪楊枝が刺さった一切れを口にしただけで、「なにこれ!」と驚いて声を出してしまいました。
『甘すぎるほど甘い』と評される糖度14~18度のメロン、でも後味も爽やかで至高。

あの味が忘れられず、商品名を聞いて購入しようとしましたが、スーパーでは見つかりません。
インターネットで調べると、販売価格は2玉で1万円を超えることもあり、しかも多くの通販サイトで完売となっていました。
よく調べてみると、「キングメルティー」の収穫時期は6月下旬から7月上旬までと非常に短い。これが「幻のメロン」と呼ばれる所以なのでしょう。

それでも「もう一度だけあの味を食べてみたい!」と思って、関係者に尋ねたところ、収穫期に限り「エーコープつきがた農産物直売所」で販売されていることを知ったのです。

エーコープつきがた農産物販売所

エーコープつきがた農産物直売所は、周辺の農家さんたちが直接出荷している農協系スーパーの直売所です。

さっそく行ってみると、入り口の横には「キングメルティ」の文字が!
否が応でも期待が高まります。

入り口の外にある規格外のメロンたちにもご注目、お買い得な値段のメロンがコロコロと並んでいます。
規格内のメロンよりもやや小ぶりですが味は同じなので、家庭用には丁度良いですよね。

そして、店内の一番目に付く場所にキングメルティが山積みに!
「絶対買います!」という気持ちを抑えながら物色をすると、青肉の「月の雫」と赤肉の「北の女王」もあり、全部買って食べ比べてみたい衝動に駆られます。

店内は狭いながらも常に多くの人で賑わい、レジも忙しそう。
順番を待つ間にほかのメロンや新鮮な野菜へ目が移り、つい手に取ってしまいます。しかもカード決済にも対応しているため、気が付けば予定以上に買い物をしていまいます。
キングメルティーと、同じ青肉の「月の雫」も購入し、食べ比べてみることにしました。

主人の実家の集まりに持っていったところ、どちらも家族に好評で、あっという間になくなりました。
また来週、買い足しに行くつもりです。

贅沢ですか?
でも一年に一度の自分へのごほうびだですし、なかなか手に入らないことを考えると、たまにはいいですよ♪
本当にオススメなので、もし収穫時期に月形町周辺に遊びに行く用事があれば、ぜひ直売所まで足を運んでみてください!

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