プティ・シェーヴルHOKKAIDOで味わう、やぎミルクソフトクリームの魅力
ヤギミルクをご存じだろうか?
北海道に住んでいても、口にする機会は意外と少ない。そんなヤギミルクを気軽に味わえるのが、札幌・オーロラタウンにある「プティ・シェーヴルHOKKAIDO〜やぎミルク専門店〜」だ。
思わず笑ってしまった「ヤギ」の付け忘れ
白を基調とした店内は、どこかアルプスを思わせるような清々しさを感じる。
アルプスに訪れた事はないが、イメージの貧困な私は雰囲気にのまれて、そんなように思えてしまう。
早速、やぎミルクソフトクリームにクッキーをトッピングして注文した。
商品を受け取ろうとした瞬間、店員さんが「あっ」と慌てて、ヤギの前足をかたどったクッキーをソフトクリームに刺してくれた。
危うく付け忘れるところだったらしい。
ちょこんとアイスに添えられたクッキーは実に可愛らしい、アイスの山にたたずんでいるようで思わず写真を撮りたくなる見た目だ
細かな遊び心が、子どもはもちろん、大人でも思わず頬が緩んでしまう。
肝心の味は期待以上だった。
牛乳のソフトクリームよりコクが深く、濃厚なのに後味は驚くほどすっきりしている。ヤギミルク特有の風味はあるもののクセは強すぎず、初めて食べる人でも食べやすい仕上がりだ。
サクサクとしたクッキーとの相性も良く、最後まで飽きることなく楽しめた。
「わざわざ食べに来る価値がある」と素直に思える一品である。
ソフトクリームだけでは終わらない
店内にはソフトクリームだけでなく、シュークリームやプリン、食パン、ラスク、焼き菓子など、ヤギミルクを使った商品が数多く並んでいる。
価格も観光地価格という印象はなく、少しぜいたくをしたい日に手が届く程度。
焼き菓子は日持ちもするため、お土産にも選びやすい。
店内にはヤギをモチーフにしたイラストや雑貨も並び、専門店らしい統一感のある空間が広がっていた。
印象的だったのは、店内にヤギに関する書籍が置かれていたことだ。
絵本のような親しみやすい本だけでなく、除角について詳しく解説した専門誌まで並んでいる。
除角とは、生後間もないヤギの角が伸びる前に行う処置で、飼育する人やヤギ同士の事故を防ぐため、酪農の現場では一般的に行われている。
果たして専門書がこんな雰囲気のお店にやってくる客が買うのか?
疑問はのこるが、こだわりの強さは伝わってくる。
甘くて可愛いだけではない
ソフトクリームを味わいながら、ヤギと人との暮らしにも少しだけ思いを巡らせることができる。
可愛らしいソフトクリームの背景には、日々の飼育や酪農の積み重ねがある。
そんなことを思わるのは、プティ・シェーヴルHOKKAIDOならではの魅力。


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