十勝たいやき専科 山鯛

十勝は酪農地帯として知られ、生乳を生かした乳製品の販売が盛んです。
その中でも特に目立つのがソフトクリームです。

今回紹介するのは、帯広市の「十勝たいやき専科 山鯛」です。
ソフトクリームの紹介なのに「たいやき専門店」?と思うでしょうが、ご心配には及びません。
メインはもちろん焼き立てのたい焼きですが、夏季の「ソフトクリームラリー」に参加するほど特徴があるうえに美味しいのです。

目次

十勝たいやき専科 山鯛とはどんな店?

十勝たいやき専科 山鯛は、2013年9月5日に開店したお店です。
いかにも個人経営らしい、家の一部を改装してつくったような店。
店内は販売カウンター、レジの横にはハンドメイド品。向かいの棚に駄菓子が並べられ、奥には家庭で使われるテーブルが置かれています。
手作り感が感じられ、付近の住民の憩いの場になっているので、なんともほのぼのします。

山鯛のソフトクリーム

2026年4月時点で、ソフトクリームは一つ370円。
コーンとカップを選択できますが、値段は変わりません。
トッピングは存在せず、シンプルなバニラのみの販売です。

実際に食べてみた感想ですが、ひと口目はミルク感が強め。
ただし、濃厚系ソフトクリームにありがちな重たさはなく、後味はかなり軽い。
牛乳系の甘味はあるが、口の中にベタつきが残らないため、気付けばテンポ良く食べ進めてしまいます。
方向性としては、個人的に昔ながらの「あいすくりん」に近いと思います。
ミルク主体でありながら妙に爽やか、香ばしいコーンとの相性もよく、食べ疲れしにくいソフトクリームです。

もう一つ特筆すべきなのが、たい焼きを焼く際にはみ出した生地の部分です。
私が訪れた際には付いてきませんでしたが、タイミングによっては、この「フチ」の部分をおまけとして貰えることがあるようです。
たい焼き本体とは違って、中身の入っていない香ばしい生地だけを楽しめるため、ちょっと嬉しいサービスと言えるでしょう。
いつも付いてくるわけではないようですが、運が良ければ味わえるかもしれません。

たい焼きも美味しい

たいやき専門店なので、気になって「たいやき」も味わいました。
あんこやクリーム等、定番の5種類の他、季節限定のものが1〜2種類、通常生地だけでなく、クロワッサン生地のたい焼きも用意されています。

クロワッサン生地のたい焼きは、表面がパリパリと香ばしく焼かれており、一口かじるとバターの風味が広がります。
さらに表面が砂糖でコーティングされていて、サクサクとした食感も楽しめます。
種類はいくつかありますが、どれもしっかりとした甘味です。
甘さを控えめに楽しみたい方は通常のたい焼きを選んだ方がよいでしょう。

ふと「たい焼きとアイスクリームを一緒に食べたら美味しいのでは」と思いました。
そこで実際に両方を同時に購入し、合わせて食べてみることに。

結果は予想以上でした。
香ばしい生地と甘い餡の風味、ソフトクリームの冷たさとミルク感が加わることで、それぞれ単品で食べる時とは違った美味しさが生まれます。
特に後味がさっぱりしたソフトクリームは、たい焼きの甘さをうまく引き立ててくれるため、相性は抜群。
山鯛を訪れた際には、ぜひソフトクリームとたい焼きを一緒に楽しんでみてください。

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