11月に入り、札幌の風もすっかり冷たくなり外遊びが厳しくなってきたので、屋内で家族で楽しめる場所を探して札幌市北区にある札幌市下水道科学館へ来訪しました。
「下水道」と聞くと、子どもには少し難しそうな印象を持っていましたが、実際に行ってみると想像以上に体を使って遊べる展示が多く、結果的に約1時間半しっかり楽しむことができました。
集中力が長く続かない年齢の子ども連れにとってはちょうどよいボリュームに。今回は、2歳と6歳の息子を連れて訪れた体験をもとに、親子目線でレポートします。
入場無料で天候を気にせず過ごせる屋内施設

札幌市下水道科学館は、下水道の仕組みや役割を体験を通して学べる公共施設です。最大の特徴は、入場料がかからず無料で利用できる点です。 地下鉄南北線「麻生駅」が最寄り駅にはなりますが、それなりに距離もあり、駐車場も完備されているため基本的には車でのアクセスが前提となります。
館内は複数階に分かれていますが、子ども向けの体験展示は主に1階と2階に集まっています。完全屋内施設のため、雨の日や雪の日でも予定変更せずに訪れやすく、冬の札幌では特に重宝するスポットです。
1階展示とキッズスペース

1階に入ってすぐ目に入るのが、床面いっぱいに映像が映し出される水環境インパクトウォークです。床の映像に反応して魚が動いたり、水紋が広がったりする仕組みで、歩くだけでも楽しめます。6歳の長男は魚を追いかけながら何度も往復し、1歳の次男も足元の動きが不思議だったようで、立ち止まってじっと見つめていました。操作の必要がなく直感的に遊べるため、年齢差のある兄弟でも一緒に楽しめた点が印象的でした。
このほか1階には、小さな子ども向けのキッズスペースもあり、我が家は下の子が展示に飽きてきたときの気分転換として大変助かりました。入口近くにまとまっているため、最初に立ち寄るフロアとしても使いやすく、到着直後から子どもの反応は上々でした。
また、1階受付ではマンホールカードを配布しています。札幌デザインのカードは来館の記念になり、長男も嬉しそうに持ち帰っていました。
2階の体験展示

2階には、より体を使って学べる展示が並んでいます。
中でも次男が繰り返し入っていたのが、下水道管を再現した「下水道管点検マスター」です。大人が見上げるほどの大きさがあり、中を歩くだけでも非日常感があります。
次男自身は仕組みを理解している様子はありませんでしたが、あちこちにつながるトンネルの中を行ったり来たりしながら楽しそうに過ごしていました。一方で、逆側から走ってくる子どもとぶつかりそうになる場面もあり、近くで見守る必要性を感じました。

長男が夢中になったのは、清掃ロボットを遠隔操作する展示「遠隔操作マスター」です。
アクションゲーム形式の展示で、画面を見ながら自機のロボット操作するのですが想像以上に難易度が高く、親のサポートがあっても簡単にはクリアできませんでした。
1回の体験時間が比較的長いため、混雑している時間帯は順番待ちが発生しやすい印象です。空いているタイミングを見計らって利用するのがおすすめです。

そのほかにも、ゲーム感覚で楽しめる「下水道管清掃マスター」や、市内模型とその下を通る下水道を確認できる「下水道広報マスター」など、体験型の展示が複数あります。子どもたちはそれぞれ興味のある展示に分かれて遊んでいたため、妻と私で手分けして見守る場面もありました。
地下エリアの見学

館内には地下階へ降りて見学できるエリアもあります。実際の下水道施設に近い構造を見られる点は大人にとって興味深い内容ですが、子どもたちの反応は正直控えめでした。
地下へ進むにつれて、下水道特有の臭さを感じる場面があり、においに敏感な子どもは早めに戻りたがる可能性があります。我が家も短時間で地上階へ戻る判断をしました。
滞在時間と回り方のコツ
今回の滞在時間は約1時間半で、1階と2階を中心に回りました。
体験参加型の展示が多いので、すべての展示をじっくり見る場合はさらに時間が必要ですが、小さな子ども連れであれば、このくらいの滞在が無理なく楽しめると感じます。
展示「遠隔操作マスター」は1回やるだけでも時間がかかるので、空いてるときを狙って遊ばせてしまうのがおすすめです。地下エリアは必須ではないため、まずは明るく遊び要素の多い地上階を優先し、余裕があれば地下をのぞく程度の回り方がおすすめです。
おすすめポイント
- 入場無料で気軽に立ち寄れる
- 完全屋内で天候に左右されない
- 1階の床映像は年齢を問わず楽しめる
- 2階は体験型展示が多く学びにつながる
- マンホールカードが記念になる
気になるポイント
- 地下エリアはにおいが気になる場合がある
- 一部体験展示は順番待ちが発生しやすい
- 操作が難しい展示は大人の補助が必要
- テラスで軽食を取ることは可能だが、販売されているのは飲み物のみのため注意が必要
- 下水道管展示などでは走る子もおり、ぶつかりそうになる場面があるため見守りが必要
冬のお出かけ先に迷ったら候補に入れたい施設
札幌市下水道科学館は、短時間でもしっかり遊べて学べる、冬や雨の日に頼れる屋内施設でした。
無料で利用できる点も含め、親子で気軽に立ち寄れるバランスの良いスポットです。
天候を気にせず過ごせる場所を探している方は、ぜひ検討してみてください。


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