道の駅のスタンプラリーに挑戦中の我が家が旭川方面へ向かう途中、立ち寄ったのが「道の駅 田園の里うりゅう」と「道の駅 サンフラワー北竜」。
子連れファミリーが立ち寄りやすい雰囲気で、駐車場も広く、それぞれ独特な設備が充実。どちらもスタンプ目的で立ち寄ったので長時間の滞在予定はなかったものの、遊ばせスポットや写真スポットもあり思わず長居してしまった道の駅でした。
未就学児を連れた家族目線で、それぞれの魅力をじっくり紹介します。
施設概要
「道の駅 田園の里うりゅう」は、雨竜町の田園地帯にあり、国道275号沿いに位置します。地元特産の「雨竜産米」や「うりゅう米」を中心に、お米をテーマにした商品が多く並ぶ道の駅です。
建物は木の温もりを感じる落ち着いたデザインで、農産物直売所、レストラン、軽食コーナーがそろっています。
一方、「道の駅 サンフラワー北竜」は、北竜町の象徴でもあるひまわりをテーマにした施設。隣接する「北竜温泉」や「ひまわりの里」が有名で、夏には一面のひまわり畑が見られる観光エリアとしても人気です。
館内にはレストラン、売店、温泉施設、公園などが整備されており、子どもと一緒にのんびり過ごせる空間が広がっています。
お米のまち・田園の里うりゅうで人気の「お米UFOキャッチャー」
館内でひときわ目を引くのが特産品直売施設内にある「お米のUFOキャッチャー」。
透明なクレーンゲームの中に小さな袋詰めの雨竜産米が並び、挑戦者が次々と列を作っていました。我が家も試しにチャレンジ。数回挑戦して、200グラムほどのお米をいくつかゲットできました。子どもは「お米が取れた!」と大喜び。ゲーム感覚で地元産品に触れられるのが楽しく、親子で盛り上がれる人気スポットです。
夏休み期間ということもあり、館内は入れ替わりが多く、短時間滞在の方が多い印象。混雑はそれほどではないものの、人気のUFOキャッチャー前だけは人だかりができていました。連続で行う家族が多く順番を待つというよりは、誰かが辞めた瞬間に他の家族が挑戦するような感じの為、挑戦するにはゲームが空いているタイミングを見計らう必要があります。

フォトスポットと味覚も満喫!「URYU」モニュメントとお米ソフト
建物の外へ出ると、青空の下に広がる芝生と「URYU」と書かれた大きな白いモニュメントが。子供たちは「何これ!」と大はしゃぎ。来訪日は晴れていたこともあり、とてもよい記念写真を撮ることができました。
売店では、地元産米を使用した「お米のソフトクリーム」が人気。ほんのり甘く、さっぱりとした口あたりが特徴で、「このソフトクリーム、初めて食べる味がする」と長男の不思議な感想が印象的でした。また、館内の軽食コーナー「鈴木かまぼこ店」では、注文を受けてから揚げるアツアツの揚げかまぼこが人気。館内のベンチでご当地アイスやかまぼこを食べながら一休みする時間は、まさに夏のドライブ旅のひとこまだなと感じました。
「竜の門」と「サンフラワーパーク」
北竜町の名前の由来にもなっている「竜」をモチーフにした大きな門が、道の駅の入り口に立っています。これは「北の竜(北竜)」という町名にちなんだもので、訪れる人を出迎えるシンボル的存在。子どもたちは「入り口、竜じゃない?」と嬉しそうにくぐり抜けていました。尚、この竜の門は階段がついており竜の頭の部分まで登っていくことも出来ます。階段は少し急なため、小さな子供がいる家族は階段で転ばないようにしっかりフォローしながら昇ってください。

館内には売店があり、地元のひまわり関連商品やおみやげが並びます。温泉施設「サンフラワーパーク北竜温泉」が併設されており、ドライブの疲れを癒やしたい方にも人気。館内のレストランでは「ひまわりポーク」を使った定食など、地元グルメを味わえます。立ち寄り目的でも、滞在時間が長くなるような魅力がたっぷり詰まっていました。
子連れにうれしい公園エリアとテラス席(サンフラワー北竜)
建物の外には、広い芝生の公園エリアが広がり、遊具で遊べる小さなスペースもあります。滑り台やブランコなど、大型ではありませんが、車移動の合間に体を動かすにはちょうどよいサイズ。
屋外テラス席もあり、売店で購入したソフトクリームや軽食を味わいながら休憩できます。夏の時期は風が心地よく、子どもが遊んでいる様子を見ながら親も一息つけるので、ドライブの合間の休憩ポイントとしてもちょうどいいなと感じました。
全体的に清潔で、トイレやベビールームの設備も整っており、子連れでも安心して利用できます。

訪問アドバイス
「田園の里うりゅう」と「サンフラワー北竜」は、車でおよそ15分ほどの距離にあり、どちらも国道沿いにあるためアクセスは非常にスムーズです。午前中にうりゅうでお米をメインにした軽食を食べ、休憩を兼ねて北竜に立ち寄るルートがおすすめ。どちらも無料駐車場が広く、トイレや休憩施設も整っているので、小さな子ども連れのドライブ休憩にぴったりです。
真夏の訪問時は、帽子や水分補給を忘れずに。特に北竜で公園遊びもする場合は屋外で過ごす時間も長くなるため、日焼け対策をしておくと快適です。尚、北竜の駐車場と公園の間には車が通る道路があるため、子どもが公園へ向かう際は必ず目を離さずに見守りましょう。観光シーズン中でも比較的混雑は穏やかで、短時間で気軽に地域の魅力を感じられる立ち寄りスポットとして覚えておきたい道の駅です。
おすすめポイント
- お米のUFOキャッチャーで地元特産にふれる楽しさ
- 「URYU」モニュメントは写真映え抜群のフォトスポット
- お米のソフトクリームは大人も子どもも大満足の味わい
- 北竜町の「竜の門」は子どもがワクワクする仕掛け
- 公園とテラスでゆっくり休憩できる快適な空間
気になるポイント
- 人気のUFOキャッチャーは待ち時間が発生することと、取れなくてもムキにならないように
- 屋外モニュメントは日差しが強い日は日傘があると安心
- 北竜ではひまわりシーズン以外は少し閑散とした印象も
- どちらも立ち寄り型の施設で、長時間滞在にはやや不向き
- 竜の門は階段が急なので、小さな子供のフォローはしっかりと
田園の里うりゅう&サンフラワー北竜
お米とひまわり、それぞれの町の特色がぎゅっと詰まった2つの道の駅。どちらもファミリーにやさしい工夫があり、ドライブ旅にぴったりの立ち寄りスポットでした。
ドライブの立ち寄り候補地の一つとしてぜひ検討してみてはいかがでしょうか。


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