味噌ラーメン発祥の地、札幌。
北日本最大の繁華街であり、多くのラーメン屋がひしめく大通〜すすきのエリア。
老若男女の集まるこの街に、北海道伝統の味を活かし、それでいて一風変わったラーメン屋さんがあります。
それが「元祖鮭ぶしらーめん一蔵」です。
近年、伝統的な味噌ラーメンに代わる選択肢として話題沸騰中の一蔵を、アクセスから店内の雰囲気、ラーメンの特徴、豆知識などを交えて紹介します。
お店のアクセスと雰囲気
ラーメン激戦区「すすきのエリア」の中でも、70年以上の歴史と伝統を兼ね備え、札幌市民と観光客の双方から厚い支持を得続けているのが、「元祖札幌らーめん横丁」。
アクセスは地下鉄すすきの駅から徒歩5分ほど、メイン通りに面して、「札幌らーめん横丁」と書かれた大きな看板がかがげられて迷う事はありません。
まさに昔ながらのラーメン屋街といった雰囲気で、人がやっと2人立てるほどの狭さ。ただ、その狭さが風情を醸し出し、ラーメンに対する期待値を高めます。
北海道名産「鮭」に注目したラーメンでその一角を担うのが、今回ご紹介する「元祖鮭ぶしらーめん一蔵」。
一蔵の店内はL字型のカウンター席が8席ほどですが、リフォームされているようで、清潔な印象。
店内から厨房が丸見えなので、入店から注文、着丼までしっかりとボルテージが上がるのを感じることができます。
豊潤な鮭の香りを楽しむ一杯
一蔵は、店名の通り、鮭に注目した一杯を提供するラーメン屋さん。
鮭節をベースに研究を重ねられたオリジナルスープには、なんと通常の鮭のだしよりも3〜4倍のアミノ酸が抽出されたとのこと。ラーメンといえば美味しいけれども身体には悪いものという印象を抱きがちですが、一蔵のラーメンは、味わいながらもアミノ酸を摂れるという欲張りを満たしてくれる一杯でしょう。
それゆえ、女性人気も高く、店内にはカップルや老夫婦、女子会までもが開かれている時があります。
メニューは基本3種類で、味噌、醤油、塩です。
味噌はクチコミNo.1で、北海道産大豆の無添加味噌を使用したオリジナル味噌は、上品な口当たり。醤油は地元人気No.1で、鮭節の風味を活かすため白醤油を使用した至高の一杯。
常連人気No.1の塩は鮭節の風味が引き立つ塩はスッキリなのに奥深い一杯。総じて、3杯どれを選んでも後悔はしないほどのクオリティ。
筆者個人的には、醤油が何度食べても飽きのこないあっさりラーメンとしてオススメです。
キーワード「上品」
一蔵のホームページやメニューを見てみると、繰り返し出てくるのが「上品」という言葉。古き良き小汚い?ラーメン屋さんも良いのですが、そういったお店に行きにくさや抵抗を感じる人がいるのも事実。
そんな方に、一蔵はうってつけのラーメン屋さんでしょう。その証拠に、ミシュランガイド北海道2017に、一蔵は記載されたとのこと!自他共に認める、上品で至高の一杯が味わえます。
今回は、らーめん横丁の名店「元祖鮭ぶしらーめん一蔵」をご紹介しました。
あっさり好きな方にも、飲み終わりの締めとしても、すすきの最強のあっさりラーメンとして、自信を持ってご紹介できるお店です!
観光で北海道を訪れた際には、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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