今年の夏、どこかお出かけされますか?
北海道内にお住まいの方が道外にお出かけするにも、道外から北海道へお越しになる方にもオススメ。
先日、北海道苫小牧港発着「太平洋フェリー」での船旅を体験しました。
行先は仙台港、およそ15時間の乗船時間、たっぷり楽しみましたので皆様にぜひおすすめしたいと思います。
船旅の魅力が満載。太平洋フェリー!
私は札幌在住で、車を持っていませんので苫小牧フェリーターミナルまではバスで向かいます。
フェリーといえば車ごと移動するためのものでしょ?と思われがちですが、ターミナルには若い女性グループや熟年のご夫婦、老若男女問わず、それにお一人様も多くいて、幅広いフェリー旅のファンがいる事を知ります。
飛行機なら一時間のところ、十数時間かけるわけですが、ゆったり過ごせる船旅が魅力なのです。
フェリーターミナルには売店や食堂があり、旅の必需品やお土産を買い忘れたりしても大丈夫です。
レストランでは、ジンギスカンやあんかけ焼きそば等、道内の御当地メニューが揃っていて、そこそこリーズナブルなので、腹ごしらえもできます。
また施設の3階にある送迎デッキからはフェリーや港が眺められ、出入り自由なので、早めに着いて海を眺めながら、ひと息つくのも良いですね。
およそ半日、どう過ごす?海の上でのんびりしよう!
苫小牧発仙台行きは一日一便、19時出港となります。
私が乗船した日は幸運なことに波が高くなく、全く揺れのない状況でした。
天候によってや、乗り物酔いが心配な方は出港前に酔い止め薬を飲んでくださいね。
フェリーに入るとそこはまるで高級リゾートホテル!
豪華なロビーでは、綺麗なプロジェクションマッピングが乗客をお出迎えしてくれます。
客室タイプはいくつかのグレードがあり、室内にバスやトイレが備わった、ほぼホテルの一室のようなスイートや等級別の客室、ドミトリーや昔ながらの寝台列車のような寝台、カーテンで仕切られただけの2等があります。
2等は一番リーズナブルですが雑魚寝なので、女性の一人旅はちょっと不安です。それに床にマットを敷いただけなので、船のエンジン音が直に聞こえてきて、慣れていないと寝づらいと感じると思います。
値段差は数千円なので、安心や快適さを考慮すれば最低でも寝台クラスの利用をお勧めします。
ちなみに私は、ちょっと贅沢して個室タイプの1等客室を利用しました。
お部屋には船の中とは思えない、ベッド、デスク、テレビもあって豪華。キャリーケースを置いても窮屈さがなく、一人旅にちょうどよい以上の空間でした。
完全に防音されてはないようで、隣の声や物音は聞こえますが静かで快適でしたよ!
楽しみいっぱい!意外とあっという間です!
出港したらすぐにディナータイムになります。
バイキング形式で、フェリー発着地の北海道、宮城、愛知のご当地グルメ、季節の旬の食材を使った美味しい料理、さらには、お寿司も楽しめます。
食事のあとは大浴場へ!
広くて綺麗なお風呂で脚を伸ばし、夜の幻想的な海を見ながら浸かる湯船は幻想的というか真っ暗な海。
カラオケルームやシアターもあって、船の中にいるのを忘れてしまいそう。
個室に戻って、窓から見える陸地の灯りを眺めているとウトウト・・・少しの波の揺れが心地よく、いつしか熟睡。
目覚めたらそこはもう仙台港。
意外にあっという間の出来事でした。
ひと味ふた味違う船の旅は体験してみる価値がありますよ!
※画像はイメージです。
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