恵庭渓谷

北海道といえば、雄大な大自然を満喫できることが魅力の1つです。
春から秋にかけてドライブやツーリングをされる方へお勧め、大自然の造形美「恵庭渓谷」をご紹介させていただきます。

目次

恵庭渓谷とは

恵庭渓谷は、北海道恵庭市の南西部にあります。
漁川(いざりがわ)という本流に注ぐ支流・ラルマナイ川沿いに広がる自然景勝地で、市街地から国道453号を支笏湖方面へ進み、道道117号(恵庭岳公園線)に入ると渓谷沿いにアクセスできます。
つまり「恵庭岳の北東山麓、支笏湖のすぐ北」にあり、観光的には札幌市中心部から車で1時間前後、千歳市からだと30分ほどの距離です。

恵庭渓谷には、三段の滝、中流域にラルマナイの滝、そして白扇(はくせん)の滝が点在し、それぞれの滝の景観を楽しみながら巡る事になります。

バスなどの公共交通機関を利用する事は出来ませんので、ご自身の車かレンタカーのみでのアクセスとなります。

恵庭渓谷の見どころ

見どろころはズバリ、3つの滝で、特徴を説明します。

白扇(はくせん)の滝

白い扇を広げた様に似ていることから、白扇の滝と名付けられたこの滝は、高さが18m、幅が15mで恵庭渓谷の名勝地とされています。
駐車場から、滝を前方から観る事ができる滝見ポイントまでは少し歩きます。

三段の滝

水の帯が三段になり流れ落ちる様から名付けられた三段の滝の奥地「熊の沢」には、北行伝説で北海道に渡った源義経の財が眠るとされている黄金伝説が残っています。

岩手県の平泉の衣川の館で果てたとされている源義経は、蝦夷の地に渡り、恵庭のこの地に自らの財宝を埋めたとされています。
しかしながら、その財宝は発見されることはありませんでした。
今でもこの滝の奥地のどこかに財宝があると思うと、ロマンを感じますね。

また、こちらには自動車を停めるスペースはありませんので、車で訪れた場合には白扇の滝の駐車場から歩く事をお勧めします。

ラルマナイの滝

アイヌ語が語源のラルマナイの滝では、木々と滝の美しいコントラストが楽しめます。
こちらの駐車場が1番広く混雑期は駐車しやすいです。

注意するポイント

市街地から離れた山の中にあり、自然の中で空気も澄んでいる美しい場所です。
しかし、この地域はヒグマの出没情報が多い地域となります。

渓谷沿いの117号線は、交通量が多めではありますが、念の為に熊鈴を準備する事をお勧めします。
また、渓谷内の散策路はハイヒールやサンダルはお勧めできません。
歩きやすい靴と動きやすい服装でお出かけください。

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