和と洋どっちにする？阿寒おすすめお土産スイーツ

釧路空港から阿寒湖方面に車で約15分。その道すがらにある阿寒町には、洋菓子と和菓子でそれぞれ違う個性を持った２つの菓子店が存在しています。
今回はそのお店を、お土産にもおすすめなスイーツとともにご紹介していきます！

自然溢れるまちで愛される洋菓子店

最初にご紹介するのは、2022年に阿寒町にオープンした洋菓子店「むぎいろ菓子店」です。釧路路方面から国道沿いに走っていくと右手に見つかります。鹿のシルエットの大きな看板が目印です。

こちらでは北海道の素材を使った焼き菓子とケーキが販売されています。パッケージもおしゃれでお土産としても自分へのご褒美としてもぴったり。道内だけではなく、道外からもファンの方が訪れるという人気店です。

店内に入ると、ショーケースに並んだ色とりどりのケーキやタルトが目の前に現れます。丁寧に施された装飾やデザインが美しく、見た目からも美味しさが伝わってきます！

こちらのカットケーキですが、人気のものや限定商品はすぐになくなってしまいますので、お目当てがある場合は開店後なるべく早く訪れることをおすすめします。ホールケーキは予約制となっていますので、クリスマスや誕生日などのイベントに合わせる際はあらかじめご注文を忘れずにしておきましょう。

個人的におすすめなのは、店内のテーブルに並んだ焼き菓子コーナーです。個別に売られてるので、気になるお菓子を一個から買い求められるのも嬉しいポイントです。

練り込まれたフルーツの食感が楽しめるしっとりしたパウンドケーキ、口の中でほろっと解ける心地よい甘さのクッキーのほか、サブレやフロランタン、メレンゲ菓子などさまざまな種類の美味しい焼き菓子が勢揃いしています。

手土産にするならギフトセットがおすすめです。別売りのパッケージを購入してご自分の好きなスイーツだけを詰め込んだオリジナルの焼き菓子セットを作ることもできますよ。

次にご紹介するのは、釧路市内の駅や空港、お土産ショップに行けば必ずといっていいほど出会える銘菓の生みの親、地元で圧倒的知名度を誇る老舗菓子店です。こちらの本店が阿寒町にあります。

「阿寒菓子処松屋」も釧路方面から阿寒湖方面へ進んだ国道沿いにあります。イートインスペースも設けられた、広々と過ごしやすい店舗になっています。

店内ではソフトクリームやジェラートも販売されているのですが、このジェラートを頼むとトッピングとして求肥もちがサービスになります。ジェラードの口どけの中にお餅の柔らかい食感がアクセントになって他では味わえない特別な感覚になっていますので、気になる方はぜひこちらも試してみてください！

松屋の銘菓として代表的なのが「ゆうひ」です。こちらは世界三大夕日にも数えられている。

釧路の夕日をモチーフにしていて、橙色のしっとりとした生地の中にミルクあんとラズベリージャムが包まれたお饅頭になっています。
ほかに「丹頭の鶴（あけのつる）」という最中も有名です。釧路湿原に生息する丹頂鶴をモチーフにした紅白の最中に、北海道産小豆の粒あんと求肥もちが包まれています。

どちらも疲れた時に濃いめのお茶と一緒にいただきたくなるような甘さで、どこか懐かしい気分にもしてくれます。

地域の特色をモチーフにした商品が多く、釧路旅行のお土産にもおすすめできるのが「松屋」のお菓子です。
和菓子をベースにしていますが、洋菓子の要素を取り入れたものもあるので、お渡しする相手の年代を問わないのも嬉しい点ですね。

洋菓子店と和菓子店、地元の方に愛される名店をご紹介しました。どちらも地域の特色を感じられる素敵なお店ですので、旅行で周辺を訪れた方にも足を運んでもらえたら嬉しいです。

個人的には、親戚とのお茶の時間には「松屋」の和菓子を手土産に、友人や恋人と特別な日を過ごす時には「むぎいろ菓子店」の焼き菓子やケーキを持って集まりたいなと感じました。

皆さまもそれぞれのシーンに合わせて、ぜひ利用してみてください！

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