日帰り利用可!道東の隠れた名湯「赤いベレー」

登別や湯の川など、良質な温泉資源にあふれた北海道。実は道東エリアにもたくさんの温泉スポットがあります。阿寒湖温泉や川湯温泉は聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、今回はそんな数々の有名スポットに隠れた穴場としておすすめしたい温泉施設をご紹介したいと思います!

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全国トップクラスの美肌の湯!隠れた名湯

私が今回行ってきたのは、釧路空港から阿寒湖方面に車で20分ほど進んだところにある「丹頂の里温泉 赤いベレー」です。こちらは温泉付きの宿泊施設ですが、バスタオルなどの有料レンタルもあり、手ぶらで日帰り利用が可能となっています。

この温泉の最大の特徴は「美肌の湯」というところ。館内の掲示物によると、老化の原因である「酸化」を防ぐ炭酸水素イオンの含有量は、なんと全国でもトップクラスとのことです。また肌のセラミドを整える作用があるといわれるメタ珪酸も有効量の約2.7倍と非常に多く含まれており、保湿効果も抜群なようです。

実際入浴してみると、透明感のある茶褐色のお湯は柔らかく、サラサラとした肌あたりが心地良かったです。大浴場は温度別に大きく2つの浴槽に分かれています。40℃前後の温度が低めのお湯に長くゆっくりと浸かったり、少し熱めのお湯にさっと浸かって手軽に温まったりと好みのスタイルで楽しむことができます。洗い場も広く取られており、隣をさほど気にせずゆったりと使えるのが嬉しかったですね。全体的にレトロさを感じさせる建物ですが、給湯設備などは新しく、特に不自由なく利用することができました。

また気になる美肌への効果ですが、普段はお風呂上がりにすぐつっぱってしまう乾燥肌の私でも、ドライヤーをかけ終わるまで化粧水がいらないくらいで、とにかく保湿効果の高さを実感しました!

道東の魅力が満載!周辺スポット

温泉はもちろん周辺施設も魅力的です。こちらは道の駅が併設されていて、入浴後も利用することができます。道の駅内にはソフトクリームを販売するスペースが2ヶ所あります。よつ葉乳業が運営するショップでは北海道の牛乳を使ったさっぱりながら甘みが深いソフトクリームを、もう一つのショップでは地元で生産したパプリカのソースを使用した、変わり種のソフトクリームが味わえます。

どちらも試してみましたが、それぞれの個性が際立っていて両方とも美味しかったです。夏の湯上がりに北海道の濃厚なソフトクリームに舌鼓を打つ……というのは、まさに最高の体験でした。イートスペースがあるのはもちろんのこと、お土産や地元の特産品も販売していますので、ついでに立ち寄っておきたいスポットになっています。

ほかにも、近隣には通年タンチョウを観察することのできる「阿寒国際鶴センター」や道東の大自然を幻想的な筆致で描いた絵画が鑑賞できる「湿原美術館」など、この地域ならではの特別な体験ができる施設が集まっています。半日いてもずっと飽きずに楽しめるところもおすすめです。

実際に利用してみて……

 今回ご紹介した「赤いベレー」は、営業時間が短いことも多い日帰り温泉の中で、夜10時まで営業している貴重な施設です(2024年9月現在)。長旅になりがちな北海道の旅行で、気軽に一息つけるスポットがあると嬉しいですよね。

有名な温泉地ももちろん最高ですが、こちらには「道の駅」という通過地点ならではの良さが詰まっていると感じました。旅のことを思い出しながら、私もまた行きたくなってしまいました。

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