生まれも育ちも北海道の私は就職も道内です。
内地の人はピンと来ない人もいるかもしれませんが、北海道の通勤環境は電車やバスの公共施設は全くアテになりませ
ん。
なぜかといえば、陸の孤島が続いて人口の少ない道内はよっぽどの都市圏じゃない限り、駅やバス亭が自宅の近くにあることが少なく、仮にあったとしても1時間、下手すれば1日に数本なんてのはざら、そこに雪が降れば絶望的。
つまりアテになりませんので、車で通勤するのは当たり前の環境なのです。
天敵!それは!
常に慎重に運転することを心がけており、ほとんど毎日運転していますがゴールド免許!無事故ドライバー。
そんな私ですが、いくら気をつけてもどうにもならない天敵という存在がいます・・・それは野生動物達・・・。
北海道生活では、キタキツネ、エゾタヌキ、エゾリスなどの野生動物が現れ、運が悪ければ轢いてしまう事もあります。その中でも一番ヤバい存在はエゾシカなのです。
エゾシカは森の中からサッと現れて車の前を横切っていったり、車のライトに驚いて道の真ん中で突然止まってしまったりと予想が出来ません。
体が大きいので正面から当たれば、車の廃車は避けられない事態となるでしょう。
さらにいえば、オスの鹿は立派な角を持っているので、フロントガラスを突き破って乗っいる人に刺さってしまう事もあるのです。ウソのような話ですが十分に起こりえます。
私のシカ体験
とある日の仕事の帰りの慣れ親しんだ道は、やや薄暗いが見通しのよい、二車線中央分離帯がある幹線道路。
対抗レーンに車はなく、疲れもあってややぼんやりと油断していたときでした、いきなり視界にヤツの姿が写った!
前方の茂みの辺りに影が見えたような気がしたとき、ポーンと飛ぶように中央分離帯を飛び越して眼の前に。
慌ててブレーキをかけて急停車すると、シカは気にも止めずにさっそうと林の奥へ消えていきました。
幸運なことに無事故で済みましたが、あと数秒ほどブレーキが遅れていたら大事故になっていた恐れもあります。
それにもし後続車がいたとするとゾッとします。本当に心臓が止まる思いでした。
もし北海道に旅行へやってきて、車で移動する時にはエゾシカには十分注意です。
しかのこのこのここしたんたん〜なんて呑気に歌っている場合じゃないんですよ!
余談ですが、クマも要注意なのですが、エゾシカと比べると稀な存在なのでひとまずご安心を。
※画像はイメージです。
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