北海道でチョコレートといえばロイズ。
定番の生チョコレートや、表面の波模様が特徴的なピュアチョコレートはいつ食べても飽きない美味しさです。
特にポテトチップチョコレートは、甘いとしょっぱいを合わせ、見た目と味のインパクトに衝撃を受けました。
そんなロイズが2023年8月4日にオープンした「ロイズカカオ&チョコレートタウン」に行ってきたので、レポートしたいと思います。
ロイズカカオ&チョコレートタウンとは
ロイズカカオ&チョコレートタウンは、当別町にオープンしたロイズタウン工場に併設されている、チョコレートのあれこれを楽しめる施設です。
近くの園都市線「ロイズタウン駅」は、ロイズのために作られた駅で田畑のなかにポツンとあり、似つかわしいとは思えない駅です。
この駅は企業や自治体が建設費を負担して作らる「請願駅」です。
北海道JRは赤字ですし、閉鎖しても新しい駅を作りたがらないと思うので、ロイズに対しの期待がこもっているように感じられます。
施設を楽しもう!
館内は3階建てになっており、1階は広い直売店とちょこっとだけ工場ラインの様子が見られるエリアがあり、2〜3階が目玉の有料エリアです。
それぞれを紹介していきます。
1階エントランス
エントランスゾーンには直営販売店と製造ラインの見学エリア等がありますが、一番目立つのがフロアのほぼ中央に置かれたカカオのオブジェ。
このエリアは無料なので、直営店でチョコレート等を購入したり、映える写真を撮ったりするだけでも、十分雰囲気が味わえて満足できる空間になっています。
イートインスペースもあるので、ロイズの美味しいパンやソフトクリームをゆっくり堪能するのもいいですよ。
でもせっかく来たのだし、一度は有料エリアの見学をお勧めしたい!
有料エリア紹介
有料エリアは、カカオファームゾーン、工場体験ゾーン、ロイズコレクションストリート・ロイズミュージアムと順番に回って見学します。
では、一つずつ詳しく見ていきましょう。
カカオファームゾーン
1階の入場ゲートからエレベーターで3階まで登ります。
そこはなんだかサイケな匂いがする実物大のカカオの木のレプリカが、ルートに沿って植えられ、進む事にカカオ栽培の手順をパノラマ展示で詳しく説明されています。
なにげにB級スポット臭がするので、そういうのがお好きな方も堪能できるとおもいますよ。
他にもカカオの大きさのレプリカを手で触ったり、カカオの天日干し体験でき、最後にファームゾーンにまつわるクイズコーナーも設けられているので、カカオ栽培を復習したりします。
工場体験ゾーン
工場体験ゾーンは普通に大人の工場見学?と思っていたのですが、思ったよりエンターテーメントでした。
原料のカカオからチョコレートまでの工程を体験するのですが、まずは塵を吹き飛ばす機械を実際に通って見学スタート。ここがリアルで面白いです。
ルート序盤は回廊式の中心が吹き抜けガラス越しエリアでプラントを見学していくのですが、壁側には工程を詳しく展示してあり、プロジェクションマッピングなのか工程の図もなんかも動き、さすが最新の施設。
ぐるっと作業工程の図を辿りながら下り2階に到着し、動画が投影されていた壁が開くと共にすると今までとはガラッと変わったアミューズメントパークのようなエリアに。
ここではチョコレート作りを体を使ったゲームやクイズで楽しく遊べ、子供達に大人気!
チョコレートの箱に入るなど、ロイズらしいのフォトスポットもあります。
ロイズコレクションストリート
ここはロイズコレクションの名の通りで、国内外のチョコレートのパッケージをずらっと展示。
見学ルートを進んで行くと、これまでのロイズの歴史や歴代のパッケージを展示され、長年親しんできたロイズでも知らないパッケージがあったり、懐かしいものもあり、眺めているだけでも楽しい空間でした。
一通り見学した、その先にあるのは「チョコレートワークショップ」。
体験料を別途1500円支払うと、1日ではとてもじゃないけど食べきれない大きさのロイズのチョコレートを作れます。
1階へ降りて有料エリアの見学はおしまいです。
ロイズカカオ&チョコレートタウンは面白かった?
小学生の子供を連れていったのですが、ものすごくはしゃいで途中途中のギミックやゲーム、クイズで盛り上がっていました。
大人の私も十分楽しめたので、デートなんかにも良いかもしれません。
チョコレートの制作過程を見てきたからこそ、「このチョコはあそこで作ったのかな?」なんて、より一層お土産を選ぶのも楽しいようですね。
ぜひロイズで、美味しいチョコレートを全身で体験してみてはいかがでしょう。
※画像はイメージです。
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