北海道といえば、やっぱり新鮮な魚!ですよね。
カニ、いくら、うに、ホタテ・・・そして「ししゃも」?
むかわ町では「ししゃも」が美味しく食べられるらしい、早速ドライブしながら探しにいきました。
むかわ町とししゃも
むかわ町といえば、道内で有名なししゃもの産地なんです。
ばっつり2つに分けるように町の中央を流れる武川、この川は時期になると産卵の為にししゃも遡上します。
昭和の初め頃には溢れるぐらいのししゃもが遡上し、誰でも簡単に採れたそうです。
歴史を辿ればなんでもアイヌ時代にも、「シシャモカムイノミ」という豊漁を祈る儀式があったとか。
そして漁業、ししゃもを使った製品開発と発展し、今では町の資源として町魚認定される存在になりました。
ししゃも料理といえば、どちらかといえば酒の肴のイメージがあり、まるっと焼くかフライだと思います。
あのししゃもか・・・と思いつつ、実は殆どの場合が代用魚の「カペリン」という事をごぞんじでしょうか?
見た目は似ているのですが、食べてみると全く違う。
正真正銘なししゃもを食べるなら、むかわ町!というわけなのです。
ししゃもをいただく
私達が到着したのはお昼時、本格的なお寿司というよりは懐事情もあり、リーズナブルなランチがしたい!
そこで困った時のGoogleMAP、しらべてみると条件と気持ちにピッタリなのが「潮騒本店」。
早速、来店してみれば、お店せはいかにも町の食堂的な雰囲気。メニューはラーメンがメインのようで種類が豊富、他にも、そば・うどん、丼物、定番や中華の定食等となんでもアリで目移りしてしまいます。
視界の先のオジサンが食べていた、おそらく「とんかつラーメン」のインパクトに惹かれたのですが、ここは初志貫徹でむかわ町の本ししゃもが入った「ししゃもラーメン」を頼みました。
着丼すしたラーメンには、しゃもが、ドドンと3匹トッピングされています。
鯉のぼりみたいで、思わず笑っちゃいましたね。
一夜干しらしいのですが、ラーメンの汁分を吸収して生のようにみえ、ワカメやもやし等の野菜がたっぷり入ったスープに浮かんで泳ぎだしそう。
若干赤みのある色でふっくらした感じは、居酒屋で出てくるアレとは確かに違うと思います。
お味は、スープにも生干しししゃもを入れているらしく、塩味であっさりなんだけど奥深い味わい。
ししゃもはふっくらでホロッと柔らかい!
麺にスープがしっかり絡んで美味しゅうございました。
若干、ネタのようなラーメンだと思っていたのですが、そんなことは無くて大満足な一杯でした。
皆さんもむかわ町でお試しください。
※画像はイメージです。
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