第53 回豊浦いちご豚肉まつりに参加した

「豊浦いちご豚肉まつり」
この美味しそうな名前のローカルイベントは、北海道胆振地区の豊浦町で毎年6月に開催されるイベントです。

札幌近郊のイベントと比較すると、北海道民の間でもあまり知名度が高いとは言えないこのイベントですが、豊浦町の名産品である「いちご」「豚肉」そして「ホタテ」などの食品を、コスパよく購入することができるというこのイベントに、2024年6月9日、初めて参加した日のことをレポートしたいと思います!

目次

豊浦町について

豊浦町は北海道の南部に位置する胆振地区の最も西側にある、人口約四千人の町です。

名産品は「いちご」「豚肉」「ホタテ」の3つで、噴火湾のホタテ養殖発祥の地としても知られています。
他にはたまにテレビなどでも紹介されることのある、鉄道でしか到達することのできない、「日本一の秘境駅」と呼ばれるJR北海道 室蘭本線の 「小幌駅」があるのもこの豊浦町です。
そしてボクシング元WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助氏の出身地としても知られています。

イベント会場から徒歩約10分の駐車場に案内される

「豊浦いちご豚肉まつり」は午前10時から午後2時の4時間のみ開催されるイベントですので、寝坊は禁物となります。
私たちは寝坊こそしませんでしたが、札幌市から2時間ちょっとのドライブ、中山峠名物の「あげいも」を食べたり、途中の道の駅に寄ったりしていたので、到着は午前11時過ぎになってしまいました。

会場に到着すると、すでに会場近くの駐車場は満車になっており、警備員の方々によって会場から徒歩で約10分程度の場所にある臨時駐車場に案内されました。

少し歩くことにはなりますが、札幌近郊のイベントのように車列ができて渋滞になることは一切なかったので、それは素晴らしいことですね。

会場は予想以上の賑わいぶり

「豊浦いちご豚肉まつり」の会場は、キャンプ場としては毎年夏期間のみ営業する「豊浦海浜公園キャンプ場」になります。
この日はキャンプ場の広大な芝生エリアに、何千人、もしかしたら何万人もの来場者が、敷物を敷いたり、テントやタープを張ったりして思い思いに豊浦グルメを楽しんでいました。

会場では1台500円で炭入りバーベキューコンロを貸し出しており、それを使って豊浦町名物の豚肉や野菜を焼いて食べているファミリーやグループが大勢いました。

1番人気の「いちご」は購入できず!

到着時間が遅かったので、午前中から販売される1番人気の「豊浦いちご」はすでに完売!
100円でかなり大きな袋にじゃがいもを入れて購入することができる、「じゃがいもの詰め放題」にも並んでみましたが、並んでいる最中に完売!

「ホタテ」と「つぶ貝」はコスパ最高で絶品!

仕方なく入口付近で売っていた1本400円の「ホタテの串焼き」を購入することに。
こちらにも行列はできていましたが、それほど待つことなく購入することができました。

ようやく食べ物にありつくことができました!
この「ホタテの串焼き」、本当に大きなホタテの身が3つも串に刺さっていて400円、というコスパ最高レベルの商品です。
札幌や小樽の観光客向けの店だと、1本千円くらいで売られてそうな商品ですね!
もちろん豊浦町の名産品だけあって、味のほうも申し分なし!

次に私たちはその隣で売られていた、1パックに大きなつぶ貝が3つ入った「焼きつぶ貝」(1パック600円)を購入。

こちらも味もつぶ貝の大きさも申し分なし!
絶品でした。

お目当てだった「豚の丸焼き」も購入できず!

午前中に販売が開始される「いちご」は到着が遅れたことで半ば購入を諦めていたものの、午後からの販売となる「豚の丸焼き」は購入できるだろうと高を括っていたら、「ホタテ」や「つぶ貝」の列に並んでいる間にまさかの完売!

この「豊浦いちご豚肉まつり」、ローカルイベントとは言え、朝早く行って戦略を立てて行列に並ばないと、人気の商品は何も購入することができないということがわかりました…。

「ぐるぐるソーセージ」でとようらポークを堪能!

とはいえ、せっかくはるばる豊浦町まで来たのですから、名産品である「いちご」と「豚肉」は食べておきたい、ということで、まずはとようらポークの「ぐるぐるソーセージ」を購入。

歌や〇✕クイズなどの催し物が行われるステージ近くのテーブル席で食べました。
こうしたお祭りでは座って食べる場所、というのは大体埋まっているものですが、この「豊浦いちご豚肉まつり」ではみんな芝生広場を利用しているせいか、ステージ付近のイスやテーブル席はがら空きに近い状態でした。

豊浦の名産品の1つである「豚肉」を、普段はあまり食べることのない「ぐるぐるソーセージ」という形で食べることができました!
もちろん味のほうもグッド!です。

「いちごスムージー」は最高レベルの味!

次の名産品は「いちご」ということで、「ぐるぐるソーセージ」売り場の近くで販売されていた「いちごスムージー」と「いちごゼリー」を購入しました。

こちらはまったく行列に並ぶことなく購入することができました。

いちごがまるごと5つ入った「いちごゼリー」も美味しかったですが、なんと言っても「豊浦いちご」をそのままスムージーにした「いちごスムージー」が絶品!

その辺のスーパーで売っている酸味の強い「すっぱいいちご」とはまるで違う、酸味が限りなく抑えられ、甘みが勝ったこれぞ「豊浦いちご」というものを堪能することができました。

フィナーレは「もちまき」

天気予報通りの雨が降り始める中、後半の演歌歌手のステージが終わり、いよいよこの「第53回豊浦いちご豚肉まつり」のフィナーレを飾る、「もちまき」が始まりました。

はじめに子供たちが前に呼ばれ、大人は後ろです。
この配慮は子供がもちを取りやすくなり、そして事故防止の観点からもすばらしいと思いましたね。

さあ「もちまき」のスタートです!
私たちは後ろの大人エリアにいたため、なかなかもちが飛んできません。
それでももちまきおなじみの紅白もちを、3つゲットすることができました!

大人気で楽しいグルメ中心のローカルイベント

午前10時から午後2時の4時間の間、大勢の人々が豊浦グルメやステージイベントを楽しんだこの「第53回豊浦いちご豚肉まつり」。

初めて参加しましたが、本当にあっという間にフィナーレ、といった印象でした。
参加した人の中にも、私たちと同じように人気の「いちご」や「豚の丸焼き」を購入できなかった人もたくさんいるはず。

次回参加するとしたら朝早く行き、しっかり戦略を立てて行列に並べば、より楽しめるグルメイベントだと思いました。
機会があれば来年もぜひ参加したいと思える、素晴らしいイベントでした!

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