夏は毎年、ボートで川を下るラフティングを水上や長瀞に出かけて楽しんでいました。
年末、札幌近郊で「雪見ラフティング」なるアクティビティがあることを知り申し込んでみました!
真冬にラフティング!?
暑い夏は川の水しぶきが心地よいラフティング。
ボートから川にダイブして泳ぐなどダイナミックに楽しめる、我が家お気に入りのアクティビティです。
でも北海道の12月。まさか泳げるわけもなく「どうやって楽しむのかな」「ただただ寒いだけでは」と不安に思いながら、でもちょっとワクワクしながら、定山渓温泉にある「野あそびベース フリルフスリフ」に向かいました。
スキー場のロッヂのような建物でさっそく着替えます。
夫と息子はスキーウェアの上下、私は防水パンツとユニクロのダウンを着ていきました。この上にライフジャケットを着用し長靴を履き、短時間で準備完了!
普通のパンツで参加していた方は、つなぎ型の防水着を借してもらっていました。
夏だと水着の上にウェットスーツ、ライフジャケット着用なので着替えに時間がかかりますし、終了後には体を拭いたり水着を絞ったり、髪を乾かしたり化粧を直したりと色々手間ですが、冬は何もすることがなく楽ですね。
豊平川へ出発!
いよいよグループごとに分かれワゴン車に乗って、川の近くまで移動します。ガイドの若いお兄さんがトークで車内を盛り上げてくれました。
車から降りたら、雪を慎重に踏み分けて川岸に到着。夏と同じ見慣れたゴムボートが待っていました!
パドルを持って乗り込みます。
下るのは豊平川。
雪解け水が流れ込む春はエキサイティングな川下りが楽しめるようですが、冬は本当に穏やかで緩やかな川です。
静寂の中、ゆっくりとボートは進みます。なんだか話すのがもったいないくらいの静けさです。
キャーキャー歓声を上げながら楽しむ夏のボートもいいですが、景色を楽しみながらゆったりと過ごせる冬のボートもまたいいなと思いました。
運が良ければ、鹿など野生動物を見ることもできるようです。
帰りはよいよい
少し離れた川辺まで進み、上陸して雪遊びを楽しみます。いわゆるパウダースノーでサラサラしているので、雪合戦で投げようにも形にならず苦戦、でも童心にかえって遊びました。
暖かい紅茶と美味しい焼きマシュマロをいただいてから、再びボートに乗り込みます。
来たルートを戻るだけですが、行きとは違いパドルで漕がなければ進みません。みんなで一生懸命漕ぎますが進まず、ガイドさんの一漕ぎでグッと前進します。
聞いてみると札幌の大学に通っていて、冬休みは地元で、夏休みには水上などにも行き経験を積んでいるとのこと。
ラフティングの検定試験などもあるようです。
途中、川壁に下がった氷柱(つらら)を折ったりしながら、無事に帰還。途中、雪がちらつきましたが寒すぎることもなく、水に濡れることもなかったので良かったです。
ベースに到着後、ライフジャケットと長靴を返却したら解散です。
ガイドさんにお礼を言って「雪見ラフティング」が終了しました。
道外はもちろん道内在住の方も!
感情爆発!体力消耗!な夏のラフティングとは違い、ゆったりした時間を心穏やかに過ごせた体験でした。
親や地元の友人も「豊平川でラフティングができるなんて知らなかった」と言っていたくらいなので、道内在住の方の中にもまだ知らない方が多いのではないでしょうか?
真冬のラフティング・・・おすすめです!
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