夏、家族に誘われて摩周湖、神の子池に行きました。
摩周湖
北海道の道東、川上郡弟子屈町にある摩周湖は日本で最も透明度が高いカルデラ湖で2001年には北海道遺産に選定されていることで有名です。摩周湖はアイヌ語で「カムイトー」と呼ばれ、神の湖という意味があるそうです。
霧の摩周湖のジンクス
摩周湖は一年中霧が出ており、「霧の摩周湖」と呼ばれと呼ばれるほど霧が有名なため“摩周湖の霧の缶詰“なるお土産も有名だとか。そんな摩周湖ですが、地元の方々に聞いたジンクスが複数あります。
・霧のかかっていない摩周湖を見ると結婚できない(婚期が遅れる)
・霧のかかっていない摩周湖を見た人は出世しない
なぜこのようなジンクスがあるのかは不明ですが、晴れた景色を見ることができるのもレアな出来事だったのでそのように言われているのではないかとバスガイドさんに聞きました。
実際は霧が発生しやすいのは初夏などの午前中が多く、霧がかかっている確率も半々くらいだそうです。私は度々訪れているので霧の摩周湖・晴れた摩周湖のどちらも見ることができました。しかし晴れた時は摩周ブルーなる空が落ちてきたような綺麗な青色の湖を見ることができますし、霧の摩周湖はそれはそれは神秘的で美しいです。
裏摩周湖
斜里郡清里町にある摩周湖の展望台です。景色は他の展望台と比べると少し湖が見えにくく残念に感じてしまいますが、その分人が少ないので密にならずにゆっくりと景色を堪能することができます。
神の子池
斜里郡清里町にある湖です。摩周湖から車で1時間ほど、裏摩周湖からなら30分かからずに行くことができます。神の子池は摩周湖の地下水が湧き出ていると言われていたため摩周湖(カムイトー=神の湖)からできているということで神(カムイ)の子というらしいです。
神の子池は水深が5メートルほどで水が澄んでいるので底までハッキリと見ることができます。晴れた日に行くと綺麗なコバルトブルーの水面と底に沈んでいる木とのコントラストが絶景で、吸い込まれてしまいそうな澄み切った水面には思わず息を飲みます。パワースポットとして有名なのも頷ける景色です。また湖の中をオショロコマ(イワナ)が泳いでおり、神秘さに拍車をかけています。
道東と言えば帯広や釧路・網走が有名なので、摩周湖や神の子池はメジャーな観光地ではありませんが、北海道ならではの大自然が生んだ神秘的なスポットだと思います。中標津空港などからも車で1時間30程度で行くことができるのでアクセスもいいのでおすすめです。
※画像はイメージです。
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