2021年1月5日 屈斜路湖沿い、アイヌ民族資料館北側にあるコタン温泉露天風呂へ。
新婚旅行という名の2週間、全て車中泊旅の途中で寄り道。
挨拶は大事
前日に屈斜路湖近くにて車中泊をし、早朝にコタン温泉へ到着。
訪れた日の天気は晴天。駐車場から湖に向かって少し歩くとそれはあった。
現れたのは湖に面した石造りの湯舟。受付もなければ屋根もない。あるのは左右にそれぞれ木で作られた更衣室らしき建物。
湯舟の真ん中には大きな岩があり、男女混浴ではないことを主張している。
ただし、温泉の湯はそれぞれを行き来しているし、立ち上がれば岩の向こうを見るのは安易だろうなと感じた。
そしてなんといっても、湖畔沿いを散歩している人から丸見えである。隠れる術はたくさんの湯気に身を隠すしかない。
呆然と佇んで様子を伺う私の横に、一人のおじいさん。目が合った。
「誰だろ?」と思うや否や、「おはようございます!!」と大迫力の声。
突然のことにびっくりしすぎて、「お、おはようございます!」と裏返った声になった。
お話を伺うと、掃除などをしてくださってる管理人の方。
訪れる際には挨拶の心構えをしておくと安心かもしれない。
待っていたのは
恥ずかしさとワクワクが入り混じりながら、朝風呂を無料で堪能してみることにした。
年始の北海道、早朝で太陽が出ているとはいえ気温はマイナス15度。
寒い寒いと震えながら、いざ、出陣!
あー-----つい!!とてつもなく熱い。激熱。
衝動的に立ち上がると次は寒さが襲ってくる。さっむい!
あっつい、さむい、あっつい、さむいを何度か繰り返してなんとか落ち着く。
ふーっと一息つき目の前の湖に目をやるとそこには優雅に湖に浮かぶ白鳥、なにも遮るものがない青い空とこの時期特有の結氷している湖面。
開放された大迫力の絶景が待っていた。朝の目覚めには持って来いの場所である。
何度も深呼吸をし、身体全体で大自然のパワーを感じ身体を目覚めさせる。
そして思わず「あー生きてるって素晴らしい!!」と叫びたくなる、そんな場所。
リピートしたい
初めて訪れたコタン温泉。今回は冬の時期でしたが春夏秋冬、それぞれの季節はどんな景色になるのか気になるところ。
次に北海道の地を訪れたら、絶対にリピート希望。
湯舟の水面と湖の水面が同じ高さにあるので、白鳥と混浴している気分も味わえる。
白鳥(オオハクチョウ)が飛来する10月後半~4月頃までの間、混浴気分を味わいたい方は是非、オススメ。
湖畔の周りはペンションなどもあり、そこから出た温泉(源泉かけ流し?)で猫が寒さを凌いでいた。
私が近づくと逃げてしまったが、猫が足湯。
サルが温泉に入るように、猫も温泉に入りたくなるぐらい寒い。寒さ対策は準備万端で行こう。
後から知りましたが、水着やタオルを巻いて入浴していいらしい。入る前に知りたかった。
管理人さんが清掃時以外は、24時間営業なのでいつでも無料で入浴可能である。
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