2019年の2月、雪国ならではの幻想的な景色が見られると聞いて、千歳市にある支笏湖での支笏湖氷濤(しこつこひょうとう)まつりに行きました。
支笏湖ってどこ?
はじめ、支笏湖と聞いたとき、「どこ?」と思いました。
支笏湖は新千歳空港からも札幌市街地から、車で約1時間の場所にある千歳市の湖です。
いろいろ調べていくと支笏湖は水が大変綺麗で、過去には11年も連続で水質日本一の湖に選ばれていたようです。その綺麗な青い水は支笏湖ブルーとも呼ばれています。
実際に湖を覗き込んでみると、たしかにとても綺麗な澄んだ青色をしており、私はすっかり支笏湖が気に入り、それからは年に2回は訪れる恒例のお出かけスポットとなりました。
支笏湖氷濤まつり
支笏湖氷濤(しこつこひょうとう)まつりは、例年1〜2月にかけて行われる支笏湖の冬のまつりです。
湖水を吹きかけて凍らせた、様々な大きさの氷のオブジェが会場内を所狭しと埋め尽くしています。
昼は氷が支笏湖ブルーにキラキラと輝いていて、夜は色とりどりのライトで照らされていて幻想的でした。
オブジェは氷の階段を登っていくものや、子どもが遊ぶ氷のすべり台があったり、魚を氷の中に閉じ込めた水族館のようなものまで、様々な趣向をこらされたものがあります。
例年はそこに、イベントや売店、ステージなどもありますが、ここ2年程は新型コロナの影響でそういったイベント等は中止になっているようです。
私たちが訪れた年は、雪上を馬に乗って散歩するというような催しがあり、子どもと一緒に私も楽しみました。
大人も子どもも楽しめるスポット
札幌雪まつりのように、さまざまな氷像があり大人はまず間違いなく楽しめます。
北海道ならではのダイナミックなオブジェや、アートとも言える氷像は一度見ると、また来年も再来年も必ず見たいと思えるような高揚感を与えてくれます。
そして、このまつりの素晴らしいところは、子どもと一緒に楽しめるところです。
ただ氷像やオブジェを見るだけでは退屈してしまうような小さな子でも、ここには氷で造ったすべり台(聞いただけでワクワクします!)や、迷路みたいな雪のお城(迷子にならないように気をつけて!)や、本物の魚が冷凍されてカチコチになりながらこちらを見つめてくるのです。
一緒に行った息子も、キラキラと目を輝かせて、終始ワクワクとしながら会場内を走り回っていました。
見るものすべてを虜にする圧巻のオブジェ、そして冷えた体をあたためる売店の甘酒・・・完璧。と言う他ありません。
冬の北海道で、ぜひ体験すべきスポットだと思います。
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