キャンプというと大自然のなかで過ごさなきゃいけない、とてもハードルが高いように感じていませんか?
確かに森だと野生の動物、川は増水など気を付けなければならないこともありますが、湖だとすれば穏やかで開放的、とてもお手軽にキャンプができるんですよ!
私のお勧め
道内をキャンプしている私のオススメは洞爺湖周辺で、とてもたくさんのキャンプ場があり、春と秋、自然を感じたいときに訪れています。ここ数年はコロナの影響でほとんどのキャンプ場が閉鎖されていましたが、運営を再開しているところも多くなってきました。
今回利用したキャンプ場は「月の光キャンプ場」。2021年2月にオープンしたばかりで,とても新しいキャンプ場です。キャンプ場を利用するには予約が必要なのですが、ここはLINEでの予約を主としているのでとてもやりやすいです。
久々のキャンプ
当日は快晴でキャンプ日和、久々のキャンプにとてもわくわくしています。オープンが午前10時ということで、現地に11時ごろ到着しましたが、すでに他のキャンパーたちで賑わっていました。
車を横付けできるカーサイトや、バンガロー、普通のテントを張る為のサイトなど様々サイトがあり、このキャンプ場では当日に先着順でサイトを決められますので、ご希望がある場合には早めに訪れるのをお勧めします。私は白樺が周りにある木の下サイトを選びました。
早速テントを立てようといろいろロケハンをしていたのですが、このキャンプ場は驚くことばかりです。まず炊事場とトイレがあって、この炊事場はお湯が使えます。朝晩冷える事があるので,お湯が使えるのはとても素晴らしい。トイレは全室個室の洋式トイレで、便座が温まっています。この二つを備えているキャンプ場はとても貴重な存在です。
テントは寝心地が一番大事で地面の滑らかさがとても重要ですが、サイトはとても整っておりどこにテントを立てても問題ないです。
そしてなにより感動したのが眼下に広がる洞爺湖です。
このキャンプ場は目の前に洞爺湖があり、景色に感動しながら、テントを設営するのはとてもすがすがしい気持ちになります。お昼からはまったりBBQで腹を満たそうと思いBBQセットを設営して、早速肉やおにぎり、魚などを焼いておいしくいただきました。
温泉と花火と
夕方になって日も落ち、体が炭臭かったので温泉へ。洞爺湖といえば温泉、温泉旅館はだいたい日帰り入浴ができます。家族で来る場合は、事前に家族風呂を予約しておくとよいかもしれません。
普段はシャワーで済ませているので,温泉にゆっくり浸かれるのはリラックスもできて最高です。
そして洞爺湖の目玉の一つとなっているのが「洞爺湖ロングラン花火大会」です。4月下旬から10月末ぐらいのシーズンの間は毎晩花火が見られ、温泉からあがって身体も温まった状態で見る花火は最高です。
温泉のラウンジで見る花火もよいですが、湖畔は遊歩道があるので湖の手前まで出てきてみるのをお勧めします。空に舞い上がる花火、湖畔に映し出される花火、とてもきれいですよ。
ちなみに北海道は真夏でない限り、肌寒い事もあるので羽織を忘れないようにしたいですね。
キャンプ場に戻ると小腹がすいてきました。火をおこすのは面倒なので、コンパクトバーナーでお湯を沸かし、粉末タイプのブレンディとカップヌードルをいただきます、外で食べるカップヌードルはなにものにも替えられないおいしさです。
夜食を終わらせ早々に就寝、朝は鳥のさえずりや日の光で早く起きてしまうので夜更かしは厳禁です。
キャンプ上で迎える朝
気がつけば朝6時、やはり日の光で目が覚めました。眠気を抱えながらテントから出ると・・・そこには絶景が・・・朝日に照らされた洞爺湖は実に美しく、一瞬で目が覚めた。
コンパクトバーナーでパン、ハムエッグを焼き、コーヒーを淹れて朝食をとります。洞爺湖を望みながらの朝食は最高ですね。そのまま本を読んだり、ゆったり過ごしながら、満足したら片付け。
本当に有意義なキャンプでした。
※画像はイメージです。
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