洞爺湖といったら温泉ですが、湖自体を楽しむ遊覧船に乗船してみるもの面白い。
北海道では冬季は休業の施設やアトラクションが当たり前のなか、洞爺湖の遊覧船は通年で運行しています。
夏場に乗るよりも、冬場の方が良いかもというレポートです。
遊覧船
洞爺湖には「トム・トーヤの冒険号」、「幸福」、「高速2000」等、いくつかの個性的な名前の遊覧船があるなかで、一際異彩を放つのは「エスポワール」という遊覧船。
なんと見た目がお城。
神奈川にお住まいの方であれば、芦ノ湖に海賊船を模した遊覧船があるのをご存知でしょう。
海賊船は海に浮かんでなくても船ですが、こちらはお城?!
どういう発想なのかは解りません、でも確実に言えるのはスゴくインパクトがある!
船内は広々としてシャンデリアが無駄に豪華ですが、椅子やテーブルは普通で中途半端感が否めない。
さて私達は、この希望の船「エスポワール」に乗って洞爺湖を巡ります。
ちなみにですが、帝愛のギャンブル船(※漫画 賭博黙示録カイジ参照)ではないのであしからず。
洞爺湖を巡る
展望デッキに行くと広々していますが、視界にちょいちょい入ってくる塔のオブジェクトがなんだか笑いを誘います。
週末でも冬にわざわざ乗る人は少なく、かなり貸し切り状態。
そこに凍てつくような冬の風が吹きすさんで寒い。しかし、網走のガリンコ号に乗った事のある著者は、これ以上の寒さを体験しているので、むしろそよ風のように心地よい・・・と強がる。
ただ夏よりかは空気が張り詰めるように澄んでいて、視界がクリアな気がする。対岸の山々は雪化粧。寒い。
そうしているうちに湖の真ん中にある中島に接近していきます。
中島は、大島・弁天島・観音島・饅頭島の4つの島の総称で「中島」という固有名詞の島はありません。
島々を巡り、夏場は一番大きな「大島」に下船して、博物館を見学したりできるのですが、興味が出ないのでべつに良いかなと思います。
50分ぐらいの短い旅でしたが、まっ白な雪化粧をした山や、透明度の高い湖のコントラストが息を呑むくらい綺麗でしたよ。寒かったけれど。
乗船メモ
夏季は30分ごと、冬季は60分ごとに運航され、料金は1600円。
話によれば、季節を問わずすっきり澄み切った景色を眺められる午前、日没時間に合わせるのがオススメらしい。
まあでも、遊覧船に乗る機会ってあまりなく、カルデラ湖の大きさを体感できるので、話の種に乗ってみるも良いかも。個人的には、寒くない夏場に乗りたかったかも。
※画像はイメージです。
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