札幌雪まつりは有名ですが、毎年大変混雑しているので、小さいお子さんがいる方には向いていません。そんな時に地元民としてオススメしたいのが、札幌市の円山動物園で行われているスノーフェスティバルです。
雪に覆われた動物園の雪と氷を使い、円山動物園が面白いイベントを行なっているんです。
飼育員さんのスペシャルトークや氷のすべり台、動物の雪像などなど。
さっぽろ雪まつりと同時期に毎年開かれているので、ファミリー層にはこちらがオススメです。
円山動物園に近くに住みながら行ったことがなかったので、私はスノーフェスティバルが開催された時期に行ってきました。
見どころ〜動物の雪像
このフェスティバルでは動物の雪像が各動物の檻の近くに展示されていて、本当に見ごたえがあります。たとえば、ヒグマの展示場にはヒグマをモデルにした雪像があり、その手には氷を削ったしずくを持っていました。また、ユキヒョウの展示場では、岩に寄りかかるユキヒョウの雪像があり、思わず女豹のポーズを連想したほどです。
これは札幌のバンクシーと呼ばれる田中さんというデザイナーさんが作っているものなんです。普段は円山公園で自主的に作られているんですが、2023年のスノーフェスティバルでは円山動物園に依頼されて作っていました。
見どころ〜氷の雪像
雪像だけでなく、氷像もありました。円山動物園の西門から入ってすぐの場所が氷像の設置コーナーです。ちょうど訪れた時には、アーティストがチェーンソーで氷を削っていて、制作風景を見ることができました。
同時期のさっぽろ雪まつりでは、すすきのエリアに氷像コーナーがあるのですが、2月のすすきのに子供と行くのはちょっとしんどいものです。その点、円山動物園のスノーフェスティバルは安心して氷の動物像を子供と眺められるので、オススメだと感じました。
見どころ〜氷のすべり台
札幌の円山動物園にある第一レストハウスの近くには、氷のすべり台が設置されていてました。こちらはボランティアの方が作っており、アクティビティとして体験できるのが特徴です。
子供が楽しめるのですが、大人も楽しめるそう。
貸し出されている段ボールソリを貸し出していて、何度も楽しくて滑っている子がいたのが印象的でした。ためしに大人の30代の自分もすべると、子供よりも勢いと加速がついて、思わず着地地点で雪に埋もれそうになる程です。
動物園は見て楽しむものというイメージがあるんですが、スノーフェスティバル期間は体験できるの面白いと感じました。
他にもたのしみいろいろ
他にもスノーフェスティバル期間中は、動物のトークショーがあったり、雪の迷路やかんじきウォーク、足あと広場など、子供の知育にもピッタリです。さっぽろ雪まつりも大掛かりで楽しいですが、円山動物園のスノーフェスティバルはコンパクトで楽しいと思いました。
最後に注意点です。1日中雪の中にいるので、スキーやスノボーに行く格好必須です。くれぐれも風邪だけはひかないでください。
雪まつりもそうですが、本州の人は意外と防寒対策をしっかりせずに行ってしまいます。さっぽろ雪まつりはすぐに地下街に入ればいいですが、円山動物園は野外なので、なかなか寒さから逃げ込める場所がありません。
ぜひ風邪をひかないように気をつけて、行ってみてください。
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