北海道は、広大で美しい自然を堪能できる観光地、新鮮で美味しい食べ物が沢山あって大好きです。
何度も旅行で訪れていますが、今年の夏は今まで行った事のなく、ちょっと意外な場所は無いかな?と探していて見つけたのが「北海道開拓の村」だったのでした。
北海道の歴史を学べる博物館
札幌市内にあり、新さっぽろ駅からバスでているので、北海道あるあるの公共交通機関が通ってなくて、車がないと行けないという事はありません。
それに北海道では珍しく1時間に2本、帰りは17時代まであるので時間を気にせずにゆっくり楽しめるでしょう。
仮にバスでなくても、最寄り駅から4kmぐらいなので、タクシーで行ってもそれほど負担にならないと思います。
この博物館は、明治から昭和初期に建設された建物を道内から移設し展示しています。特徴として、殆どの建物の中にも入って見学できる事で、建造物の様式を観察したり、時代の空気感を肌で感じられ、歴史好きの方にはたまらないですね。
ただし一つだけ問題なのが、敷地の広さが東京ドーム10個分の北海道スケール。
村内の移動に「馬車鉄道」が運行しているのですが、1日で全ての建物を見学するのはほぼ不可能です。
じっくり観て回れば、下手すると手前の「市街地郡」のゾーンで時間切れという場合も。
さらに言えば、「山村郡」が名前の通りに山の中にあって、それなりに体力を消費します。
実際に回ってみると
私の場合は、ゴールデンカムイ聖地巡礼のつもりで見学しました。
診療所や写真館、理髪店などマンガのシーンそのままで、原作者直筆の色紙や出演者のサインなども展示されており、盛り上がります。
馬車鉄道にも乗ってみたのですが、レトロな建物を眺めながら、シャンシャンとなる鈴の音。
タイムスリップ気分があじわえました。
それぞれのゾーンで時期も役割も違う建物が集められていて、建物に違いがあって興味ぶかいです。
お腹が空いたら
「北海道開拓の村」といったら、にしんそばを食べないとウソでしょう。
他にも屯田兵定食、やん衆定食など、当時の食事が現代風にアレンジされたメニューが取り揃えられています。
かなり体力をつかったのでにしんそばだけでは足りず、屯田兵定食を頼みました。
いももちや鮭と昆布の佃煮がのったご飯、豚汁、味噌おでん、おひたしなど、北海道ならではのメニューですが、どことなく質素で当時の屯田兵はこれだけで足りたのかなと。
ちなみに
近くには北海道博物館もあって、開拓の村と合わせて行けば、北海道の歴史をより深く知ることができるでしょう。
しかし開拓の村だけでお腹いっぱいなので、両方回るのは難しいかな。
敷地内に宿泊施設があれば良いのにと思ったのでした。
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