北海道に住んで驚いたこと4選

札幌市在住主婦ですが、以前に夫の転勤で長野県の雪が多い地域に住んだことがあります。
同じように雪国のイメージがありますが、だいぶ違いました。
住んでみてわかった、おもしろい違いがあるのでご紹介いたします。

目次

北海道はとにかく広い

長野に比べると北海道はとても広くて、気候が中央の山脈をさかいに全く違い、西側で例えば札幌近辺といえば夏暑く冬は雪が多い、かといって東側の釧路辺りはは夏涼しく冬は雪が少ない。
気候だけでもこれだけの違いがあって、北海道とひとくくりにいっても、それぞれ土地柄や特徴があります。
関東近辺は気候が違えば違う県だったりするのですが、北海道はどこまで行っても北海道なのです。

広大?な北海道は、その場所ならではの雄大な風景やおいしい食べ物があったりして、楽しみの1つと言えます。

野生の動物が割と身近にいる

札幌のような市街地でも子供が通っていた学校のグランドで、野生のシカを目撃することが多かった。山沿いの地域に住んでいるお友達のおうちでは、玄関の前でウロウロしていることもあるそうです。
他にも野良猫や野良犬を見かけるよりも、野良キツネをあちこちで見かけます。それも森や山ならともかく、普通に住宅地で見かけるのです。

鹿も狐も最初のうちは珍しいのですが、出会う頻度が高いので普通にそこにいる動物のような感覚になってしまいました。
道路には「シカ飛び出し注意」や「キツネ飛び出し注意」の看板があったりします。
親子づれや子シカはかわいいですが、群れになるとちょっとこわいですね。

冬道の歩き方が上手な人が多い

雪が降った後の道やツルツルの路面は慣れないと確実に転びます。
それに滑りそうな場所のどこがセーフでどこがアウトなのかは、経験してみないと解らないでしょう。

冬の道を上手に歩行するには、独特な歩き方があります。
かかとから着地するのではなく、足の裏全体で「のしっ。のしっ。」と歩くようなのですが、おそらく道民は意識せずそうしているようで、なんとなく歩き方に違和感を感じたことがあります。

そして重要なのが「靴」。底がツルツルの靴は北海道の冬では論外で、冬は「雪ぐつ」と呼ばれる専用の靴があるのです。靴でそんなに違いがあるの?と疑問をお持ちでしょうが、実際は驚くほど滑らない!

道外から旅行で訪れた方は、靴を買えとは言いませんが、装着できる滑り止めグッズタイプを購入するのをおすすめですね。

おうちの断熱が優秀

外気温が-15度以下になると、ぬらしたタオルをふりまわすとまっすぐに凍りタオルが立ちます。

でも大丈夫、家の作りがしっかりしていて、きっちりと断熱されています。
それに玄関フードや2重サッシで外からの寒さをシャットアウト。お家のなかは灯油ストーブや床暖房でガンガン温められ、半袖でアイスクリームを食べている人もめずらしくない。ちなみに、北海道では冬にもアイスがたくさん売れます。

本州ではそれほどしっかりと断熱された家はほとんどありませんので、家の中でも厚着をしています。
その感覚で寒い日にヒートテックを着込んでお友達の家に遊びに行ったりして、リビングで汗だくになったことがありました。

それぞれの違い

大まかに気がついた事を4つ書きましたが、生活していると習慣や方言・・・まだまだたくさんあります。
同じ日本でカルチャーショックを受けるほど、インパクトのある北海道さんです。

驚きをみつけにあなたも北海道へ移住してみませんか?

広大な土地や豊かな自然、おうちの庭にシカやりすが遊びに来てくれることもあり癒されますし、おいしいものがたくさんある北海道は良いところですよ。

※画像はイメージです。

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