厚岸に牡蠣を食べに行く

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小さい頃から北海道に住んでいて、道内を巡る旅行が好き。
広い大地の中で四季折々に変わる自然を満喫し、各地を訪れる新しい発見があるのが魅力です。

「厚岸に行く気ない?」・・・突然友人からLINEが来たのは、秋が深まって肌寒くなってきた10月の下旬ころ。
厚岸といえば牡蠣の名産地で、以前から絶品と噂は聞いていたけれど、一度も足を運んだことがありません。
せっかくの機会だし、美味しい牡蠣を思いきり堪能してみたいと、二つ返事で旅がスタートしました。

目次

いざ厚岸町へ


私の住む街からはそこそこの距離があり、苦手な早起きして出発するのも美味しい牡蠣のためなら頑張れます。
ちょっとしたドライブ気分で出発。道中、セイコーマートで買ったおにぎりを頬張りながら、厚岸へ。

海が近づくにつれて、磯の香りがほんのりと漂ってきます。山ばかりで海のない土地にすんでいる事もあり、港町の雰囲気は特別なものに感じます。
大きな漁船や漁具が並ぶ風景を見ているだけで、ここは海とともに生きる街なんだ。地元の人たちが当たり前のように生活している空気感が垣間見えるのも、旅の楽しみのひとつ。
漁師さんらしき人と目があって、にこやかに挨拶してくれたのが、なんだか温かかったです。

なんとかお昼前に、ようやく到着。
久しぶりに遠出したせいか、なんだかちょっとした冒険をしている気分になりました。

牡蠣三昧

本日のメインイベントは「厚岸海産」という、いかにもな食堂でいただく牡蠣料理。
噂どおり、新鮮な牡蠣をいろんな食べ方で楽しめ、期待に胸が躍ります。

お店に入ると、牡蠣好きにはたまらない磯の香りが広がっていて、ワクワク度が一気に最高潮に。
メニューを見ながら、あれもこれも食べたいと悩んだ末に、まずは王道の三種類を注文することにしました。

生ガキ

運ばれてきたのはキラキラ光る生ガキ。口に含んだ瞬間、潮のミネラルがじゅわっと広がって驚きました。
濃厚でクリーミー、でも後味は意外なほどさっぱり。これはもう、ビールが進んでしまう味!
「こんなに味が濃い牡蠣は初めて」と思わずつぶやいてしまったほどです。

蒸し牡蠣

蒸し牡蠣は生ガキよりも甘みが際立って、ホロリと口の中でほどけていきます。
熱を加えることで牡蠣の旨みが凝縮されるのか、ふっくらジューシーな食感に感動。
友人も「これはご飯のおかずにもなるね!」と大喜びでした。
蒸気の熱でふわっと立ち上る磯の香りが食欲をさらに刺激して、もう無心で貪りたくなる美味しさです。

牡蠣フライ

そして牡蠣フライ。衣のサクサク感と中から溢れ出す牡蠣の汁がたまらなく贅沢。
生ガキや蒸し牡蠣とはまた違った“香ばしさ”が加わって、コクがさらに深まっている感じ。
ソースやタルタルもいいけれど、そのままでもしっかり旨みがあるから、どんどん箸が進んでしまいます。

「もう一皿追加したいな」と迷うほど魅力的だったけれど、欲張ると後々動けなくなりそうだったので、ここは理性を働かせて一旦ストップ。
次に来たときの楽しみにとっておくことにしました。

厚岸の牡蠣

食後にふと気がついたのが「あっけし牡蠣まつり」のポスター。
ちょっと訪問時期を遅らせればとおもったのですが、ゆっくり食べられたから良いかなと。
厚岸町の牡蠣は、噂以上にクリーミーで旨みの塊でした。一口食べるごとに「厚岸に来てよかった!」と心から思えました。

春にも牡蠣祭りがあるそうなので、次は時期を合わせて訪れ、旬の味を楽しんでみたい。

※画像はイメージです。

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