食べて!作って!楽しめる!富良野チーズ工房

大きな施設ではないですが、自然の中にひっそりと佇む富良野チーズ工房。幼い頃、学祭時代、大人になってからと何回か訪れていますが、その時々によって違う視点で楽しめる、そんな懐かしい場所です。

目次

思い出の富良野チーズ工房

幼稚園か小学生の頃、親に連れられて行った記憶が蘇ります。懐かしい地元のイメージ。
幼いながらに牛の乳搾りの体験ができて、楽しかったこと。おいしいチーズを食べたこと。牛乳からあら不思議!バターができたこと。
朧げな記憶の中、また行きたいな・・・となんとなく思える場所。

私が通っていた大学は、道外からの学生も多数集まるところでした。
先輩の追い出しコンパとして選んだのは富良野。有名なラベンダー畑もいいけれど、新鮮な乳製品を味わってほしいと目的地に追加したのが富良野チーズ工房。
建物自体はこじんまりとしていて、ひっそりと白樺の木々の間に佇む三角屋根の小さな工房です。

大人になって訪れた

改めて大人になって訪れました。
小さな建物の中には、乳搾り体験ができる本物と変わらないサイズの牛の模型。これがまた簡単そうに見えて難しいのです。
牛乳パックやコップからしか飲んだことがない人たちには結構貴重な体験だと思いますよ。出てくるのは残念ながらミルクではなくお水ですが・・・笑。
子どもではなく大人も夢中になって絞っている姿を見ると、とってもほんわかした気持ちになりますよね。

手作り体験

個人的に一番夢中になったのが手作り体験、アイスクリーム、チーズ、バターが作れます。
子どもの頃に作った手作りバター。
詳しい工程は覚えていませんが、振って、振って、振って、液状のミルクからだんだん固形になって、最後にはバターができるなんて!作り方なんて全然知らなかったので、当時は衝撃でした。
その後に持ち帰って食べたバターの味は、売っているバターとは全く違う味がして、夢中になった記憶があります。

学生時代に作った手作りアイスクリーム。
こちらは瓶に入った富良野牛乳から作ります。塩と合わせて温度を下げた氷の上で力の限りミルクを泡立てて、手が疲れる頃にはアイスクリームができてます。
バターより感動!ミルクの味がダイレクトに舌に広がって、美味しい美味しいって食べてたらあっという間に無くなっちゃいました。

チーズの歴史

美味しいチーズを購入したり試食したりできるのはもちろんのこと、チーズ作りに使われていた大きな壺型の鍋や木べらなども飾られています。道具に手を添えて、チーズを作っている気分になって、写真をパシャリ。
ちょっと面白くて、いい歳になった大人が少しふざけた笑顔で写っていて、後から見返すと笑ってしまいます。クイズなどもあり、お子さんはもちろんのこと、大人も割と楽しめる工夫がなされています。

たくさん楽しんだあとは、お店に売っている本格的なチーズを購入できます。富良野はワインも有名ですが、チーズも美味で一緒に味わうと富良野を思い出します。
チェダー、ゴーダ、モッツァレラなど様々な種類があって、箱に入ったものもあるのでお土産にも最適です。

最後に

こじんまりとしていてマイナーな工房ですが、なんとなく何回も行きたくなってしまう。
そんな懐かしい富良野チーズ工房。

建物自体もそうですが、周りの白樺の木々の爽やかさや、綺麗な空気。北海道ならではの涼しい気候も合わさって、北海道に来たなと思える場所です。
有名で広大な土地の観光地も良いですが、こじんまりしたところで北海道を楽しむのもおすすめです。
ぜひ富良野に行く際には足を運んでみてくださいね。

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