アートギャラリー ポエムは、ほっこり癒やされる”田舎のおばあちゃんち”?

独り暮らしをする娘に会いに国道275線を北東に走っていくと、月形市街を少し抜けた辺りに見えてくるお蕎麦屋さんがあります。
それは、アートギャラリー ポエム。

娘を乗せて車を走らせているときに休憩で立ち寄ることが多いのですが、いつも「せっちゃん」がニコニコ迎えてくれて、美味しいものを食べさせてくれる・・・。
まるでおばあちゃんの家に立ち寄ったかのような、懐かしく優しい雰囲気と美味しい料理が魅力のお店です。

目次

アートギャラリー ポエム とは?

「アートギャラリー ポエム」は昭和54年、うどん屋さんとして開業したそうです。
お店を切り盛りしているのは「せっちゃん」。
何年か前まではせっちゃん一人で営業していましたが、最近は息子さんがお手伝いに来てくれているようです。

馴れ馴れしくせっちゃんせっちゃん、と言っていますが・・・

せっちゃんカレー。
せっちゃんカレーセット。
せっちゃん、って。メニューに書かれている!(笑)

店内はアートギャラリーとして、たくさんの作品が展示されていて、そのほとんどがせっちゃんの作品。

油絵を始めたのは60歳から、と聞いてビックリです。

息子さんは写真が趣味なんだそうで、息子さんの写真も飾られています。

とにかく、店内には所狭しと作品が飾られていて、増えていっている??気がします。
注文を待つ間も、せっちゃんや息子さんの作品を眺めたり、せっちゃん手作りのマスクや手芸小物などを見て、飽きることがありません。
そして思わず、「おばあちゃーん、これどうやって作ったの?」と、聞きたくなる衝動に駆られてしまいます。

待つこと数分。
「お蕎麦できましたよー」の声。
お蕎麦を取りに行くとせっちゃんは私達と一緒に席まで来てくれて、近くの椅子にちょこんと腰かけ、ニコニコ話をしてくれます。

「できたよー」と言われて「はーい」と取りに行く。
そんなちょっとしたことが、なんだか懐かしくてほっこり。

お料理は・・・

せっちゃんのお蕎麦はいたってシンプル。本当に田舎のおばあちゃんのお蕎麦、といった見た目です。

麺は道内産のそば粉を使って、毎日せっちゃんが手打ちしているそうで、コシがあって美味しい!
ときどき、蕎麦のボスのようなぶっとい麺が出てくることもありますが、それもなんだかすごく嬉しい♪

カレーセットは、せっちゃんの手作りカレーと付け合わせのサラダが付いて、ボリューム満点です。

どちらももちろん美味しいのですが、どこか懐かしい田舎のおばあちゃんの手料理の味。
心にも美味しさが沁み入ります。

お土産も♪

「アートギャラリー ポエム」では、お土産も買うことができます。
その名も「ウドみそ」「蕗の薹(ふきのとう)みそ」です。

山菜が苦手な方には不向きではありますが、せっちゃん手作りのこの「ウドみそ」「蕗の薹みそ」は、ご飯のお供には最強!です!

手のひらくらいの容器に、これでもか!というほどみっちり入って500円で、冷凍で半年ほど保存できるそうです。
せっちゃん手作りのこのみそは、毎年大人気!春に仕込んで売り出すと、9月頃には売り切れてしまうそうです。

熱々ご飯の上にせっちゃんのみそを乗せると、だんだんみそが溶けてくるにつれ、香り立つうどと蕗の薹の香りに、否が応にも食欲がそそられます。
ポエムに立ち寄った際には、せっちゃんに「ウドみそ、蕗の薹みそありますか?」と訊ねてぜひ!手に入れて下さいね♪

まとめ

一年に何回かは通る国道275号線。
その道中に、ほっと一息。懐かしい“おばあちゃんち”のような「アートギャラリー ポエム」。

せっちゃんの優しい雰囲気と、素敵な絵画や写真。
ちょっと昭和を思わせる、懐かしい雰囲気に、包まれてみませんか?

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