増毛町の人気店「寿司のまつくら」。
新鮮な海産物を使った寿司で知られ、なかでも名物なのが「ジャンボ生ちらし」です。
一方、口コミを見ていると気になる話もあり、行ってみたいと思いながらも、少し迷ってしまう方もいるでしょう。
私自身、この店の味が気に入っていて、これまで何度か足を運んでいます。
そこで実際に利用した経験をもとに、口コミだけでは分からない「寿司のまつくら」の実際のところを見ていきます。
噂の検証
「寿司のまつくら」の口コミで目につくのが、「待ち時間が長い」という話です。
実際、お盆休みに訪れてみると、開店時間の30分ほど前には店の駐車場が満車になり、敷地の外まで長い行列ができていました。人気店なのだから、繁忙期に行列ができること自体は仕方がないでしょう。
ただ、問題は客が多いことだけではないように思います。
まつくらは、満員の場合に名前を書いて順番を待つ名簿などはなく、基本的には列に並んで待つスタイルです。さらに、事前予約もできず、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済も利用できません。支払いは現金のみです。
こうしたところを見ると、昔ながらの地方の食堂に近いスタイルで営業している店なのだと思います。
それ自体が悪いわけではありません、むしろ、昔から変わらない店の雰囲気や気取らないところを魅力に感じる人もいるでしょう。
ですが人気が出て客が多くなればなるほど、昔ながらのやり方では対応しきれなくなります。
特にゴールデンウィークやお盆などの繁忙期には、普段とは比較にならないほど客が集中します。
行列ができ、さらに店内でも注文や料理の提供に時間がかかれば、「待ち時間が長い」という不満につながるのも無理はありません。
そこに、忙しさによって店員の対応に余裕がなくなり簡潔になれば、客によっては、ぶっきらぼうや感じが悪いと受け取ることもあります。接客に対する厳しい口コミも、こうした状況と無関係ではないと思います。
私は平日に利用することが多く、これまで大きく待たされた経験はありません。接客についても、特に悪い印象を持ったことはありません。
繁忙期の状況を実際からすると、店側のキャパシティが追いついていないのだと実感します。
人気店になった以上、ある程度の混雑は仕方のないことです。まして繁忙期に客が増えることは予想できるのですから、少しでもスムーズにするために、もう少し店側で工夫があってもいいのではないかと思います。
特上ジャンボちらしを実食

「寿司のまつくら」の名物といえば、「ジャンボ生ちらし」です。
通常の「特上生ちらし」と比べると、その違いはまず量にあります。特上生ちらしが一般的な1人前なのに対し、ジャンボ生ちらしは約1.5kgともいわれる大盛りで、酢飯だけでも約3合分。器いっぱいに盛られているので、実際に目の前にすると「ジャンボ」という名前にも納得します。
価格は時期によって変わりますが、通常の特上生ちらしが2,630円から3,000円ほどなのに対し、ジャンボ生ちらしは4,800円前後。
特上生ちらしを2人前注文することを考えると、かなりお得な設定ですが、女性や食の細い方には、ジャンボ生ちらしはかなりハードルの高い量です。
だからといって、ジャンボ生ちらしを1つだけ注文して、何人かでシェアして食べることは禁止です。
食べ切れずに残してしまうのはもったいない、無理をせず、自分が食べられる量を選ぶことをおすすめします。
もうひとつ、ジャンボ生ちらしは数量限定のため、昼過ぎには完売していることがほとんどです。
確実に味わいたい方は、早めの時間帯に訪れましょう。
実際に食べ始めると、ネタが山盛りに盛られているため、小皿に取り分けたとしても、なかなか酢飯にたどり着けないほどです。
だからといってネタだけを先に食べてしまうと、今度は酢飯だけが残ってしまいます。海鮮を味わいながら、酢飯も一緒に食べ進めていくのが理想なのですが、私としてはなかなか難しい。
美味しくても、見た目以上にお腹にたまり、半分を過ぎたあたりから、きつく感じてきます。
そこで裏技。
ジャンボ生ちらしを1つだけ注文して何人かでシェアするのは禁止ですが、1人1品注文していれば問題ありません。
一緒に行った人が少なめのメニューを注文し、その料理とジャンボ生ちらしをシェアするわけです。
これならルールに反することなく、ジャンボ生ちらしの高級なネタをみんなで楽しめますし、食べきれずに残してしまうことも避けられます。
ただし、好きなネタが被ると取り合いになる可能性があるので、そこだけは事前に相談しておいたほうがいいでしょう。


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